ROCKERS

劇場公開日:

解説

1978年のジャマイカ、キングストンを舞台に、数々のレゲエスタンダードの名曲をモチーフに描いた青春ストーリー。当初はジャマイカのレゲエシーンを収めたドキュメンタリーになるはずだったが、撮影の過程で生まれたアイデアによって最終的にはドキュメンタリータッチの物語へと変遷した。

ジャマイカで音楽活動をしながら、中古バイクを購入してレコード販売を始めたレゲエドラマー。ある時、バイクを盗まれてしまった彼はバイクを取り返しに向かうが、仲間たちと街中を巻き込んだ騒動になってしまい……。

リロイ・ホースマウス・ウォレス、リチャード・ダーティ・ハリー・ホール、ジェイコブ・ミラー、グレゴリー・アイザックス、バーニング・スピア、キダス・アイ、ロビー・シェイクスピア、ビッグ・ユースらレゲエ界の伝説的ミュージシャンたちが本人役で登場し、彼らのステージやスタジオでの様子も映し出される。

1978年製作/99分/ジャマイカ
原題:Rockers
配給:テントセント
劇場公開日:2024年5月24日

その他の公開日:2006年10月7日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

4.0"Rastafarianism"

2023年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

ルーツロックレゲエが好きならば堪らない面子のキャスト陣、そしてイカしたサントラが最高にクールでレゲエ入門としても効果抜群、盗まれたバイクを取り返しに警察が乱入で流れるジュニア・マーヴィンの「ポリスとコソ泥」は場面そのまんまでThe Clashもカバーしたことは有名。

何も気にせずそこら辺にぶん投げてある服に着替えるホースマウスがその都度にキマっている、ヘタウマなライオンをタンクに施したバイクで売り捌くレコード、その道中に出会う様々なレゲエアーティストの登場にテンションも上がる、盗られた物は盗り返せ、山手の金持ちにいざ復讐する為の忙しない作戦が不器用にも気分爽快で清々しい。

ジミー・クリフが主演した『ハーダー・ゼイ・カム』と本作、そして移民二世によるブリティッシュ・レゲエの傑作『バビロン』で三部作にしちゃえッッ!?

まさかデカいスクリーンで観れる時が来るとは、ピーター・バラカンに感謝しかない、本作の試写に訪れたボブ・マーリーは大絶賛したらしい。

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万年 東一

4.070年代 戦争、資本主義、経済発展の中にいた時、見たら?

2022年9月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

下北沢K2で見ました。

70年代、キューバ🇨🇺やジャマイカ🇯🇲に
憧れたのは、これだったんだなぁー
自分は、高校時代に
こんな映画があったことすら、知らずに過ごしてた。

一見、自由や差別のない社会
のようだけど、
全て人の営みの中のことだから
お金や差別の中のことなんだよね。

ミュージックは
それさえも越えていくよ。
凄い👍❤️

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SkyLock

4.0イズム

2017年11月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

幸せ

レゲエのリズムは心地よく身体に響きますが、レゲエのイズムも深くて心に響きます。彼らは、普通の事を言ってるだけ。今の私が普通の暮らしをしていないだけなんだな。ジャマイカに脈々と続いてきた共存と平和な暮らし。

導師は、壊れそうな掘っ建て小屋に住んでいます。今だったら、ツリーハウスにして観光客を呼べそうですが、導師はお金に興味がなさそうです。お金に価値があるって盲信するのも馬鹿馬鹿しくなるほど、彼らのイズムは神々しいです。

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ミカ

4.0レゲエのリズム

2015年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

ジャマイカのドラマー・ホースマウスは、副業にレコードの訪問販売を始めようと中古バイクを手に入れるが盗まれてしまい…。
セオドロス・バファルコス監督、1978年の作品です。

主人公のホースマウスを始め、レゲエミュージシャンが本人役で次々登場。ライブ映像も含めほぼ全編にわたってレゲエのリズムに浸れました。
曲にも字幕がついていて、レゲエにあまり馴染みのない私は、かなり強い言葉で信条を歌っているのに驚きました。

とはいえ、マリファナだかハーブだかの煙があちこちで漂うラスタマンの日常はゆるい感じ、ほのぼのしてて良かったです。バイクの塗装がポップでかわいいです。

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グッドラック