ロスト・ワールド ジュラシック・パークのレビュー・感想・評価
全55件中、1~20件目を表示
生態系を壊す危険性
【概要】
最新作に向けてプライムで鑑賞。ジュラシック・パークの続編で、マルコム博士が生き残った恐竜達の調査に参加します。そこへ、サンディエゴに新たなテーマパークをオープンさせるため、恐竜を捕らえにやって来たハンター達が現れます。
【今作の舞台】
前作の舞台はイスラ・ヌブラル島で、ジュラシック・パークを建設していた場所です。今作はイスラ・ソルナ島が舞台で、サイトBとも呼ばれています。ここでは主に、パークに展示する予定の恐竜を飼育します。しかし、前作の事件がきっかけで廃墟と化してしまいます。その後、恐竜たちが野生に返っただけでなく、知らない間に繁殖し続けるようになります。
【感想・考察】
前作よりも登場する恐竜の数が増え、冒険感が増している印象を受けました。特に、Tレックス親子が強く印象に残りました。親がサンディエゴで暴走する姿に興奮し、子供は個人的に可愛く感じました。
今作ではハンター達が恐竜を狩って新たなパークを作ろうと企みますが、それが災いして人間界にも悪影響を及ぼしてしまいます。ここから、人間が生態系を壊す危険性が表れており、利益を優先するために自然を利用すると悪い方向へ向かうリスクがあることを実感しました。そのため、たとえ恐竜であっても彼らの行動は自然に委ねるべきというメッセージ性もあると捉えることが出来ました。
【気になったこと】
全体的にゆっくりと物語が進んでいる割には、アクションが少なめな印象を受けました。また、沢山のハンターが登場したためか、人間の描写が多くなって途中から失速したようにも感じました。
【全体】
前作と比べてややテンポが悪い部分はありますが、それでも生命や自然の大切さが伝わってきた作品でした。
ハラハラ展開満載のスリラー映画であり、恐竜の根源的な恐怖を植え付けてくれる一作。
粗いストーリーと荒々しい恐竜
■ 作品情報
大ヒット作「ジュラシック・パーク」の続編。監督はスティーヴン・スピルバーグ。脚本はデイヴィッド・コープ。マイケル・クライトンの小説『ロスト・ワールド』が原作。主要キャストはジェフ・ゴールドブラム、ジュリアン・ムーア、ピート・ポスルスウェイト、アーリス・ハワード、リチャード・アッテンボロー、ヴィンス・ヴォーンら。
■ ストーリー
前作での惨事から4年。恐竜たちの供給元である「サイトB」、イスラ・ソルナ島には生き残った恐竜たちが野生化して繁殖していた。インジェン社の創設者ジョン・ハモンドは、絶滅の危機に瀕した彼らを自然のまま保護するため、イアン・マルコム博士に調査隊を派遣するよう依頼する。当初は難色を示すマルコムだったが、恋人の古生物学者サラがすでに島に渡っていることを知り、彼女を連れ戻すべく救援に向かう。しかし、ハモンドの甥ピーター・ルドローが、経営危機に陥ったインジェン社を立て直すため、恐竜を本土へ持ち帰ろうと私設のハンターチームを島に送り込んでいた。二つのグループの思惑が交錯する中、人間と恐竜、そして人間同士の生存をかけた壮絶なサバイバルが繰り広げられる。
■ 感想
前日に観た『ジュラシック・パーク』に引き続き、シリーズ2作目を久しぶりに鑑賞。…と思ったら、これは全く記憶になく、今回が初鑑賞となりました。前作からわずか4年で、映像技術は大きく進化を遂げていて驚きます。恐竜たちのリアリティはもはや実在レベルで、画面いっぱいに暴れまわるティラノサウルスや、群れで襲いかかるラプトルたちの迫力に息をのみます。登場する恐竜の種類と数も増え、まさに恐竜大パニック映画として極限のスリルを味わうことができます。終盤、ついに恐竜が島を離れて市街地に上陸し、平穏な日常が突如として脅かされる光景は、想像を絶する恐怖をもたらします。
ただ、圧倒的な映像表現に比べ、ストーリーには少々物足りなさを感じてしまうのは残念。特に、前作であれほどの惨劇を引き起こしながら、生き残った恐竜を自然に帰すとのたまうハモンドに、開いた口が塞がりません。しかも、そこに調査隊を送るなんて、説得力もないし、正気の沙汰とも思えません。また、恐竜の存在を世間に秘匿しようとしながら、情報漏洩のリスクを抱える行動が続く展開は、物語の整合性を損なっているようにも感じます。加えて、新たな過ちを犯そうとしているハモンドに代わり、インジェン社の実権を握ったルドローが暗躍しそうな雰囲気がぷんぶん漂い、すでに大筋が読めてしまうのも残念。
とはいえ、娯楽映画としては十分に楽しめます。ストーリーの緻密さよりも、恐竜がもたらす純粋な恐怖と興奮を体感する作品だと割り切れば、その目的は十二分に果たされているからです。恐竜の造形や動きのリアルさ、そしてそれらが巻き起こす混乱と破壊の描写は、まさに一見の価値あり。恐竜映画としての迫力とエンターテインメント性は、存分に味わえる出来栄えだと感じます。
ただのドタバタ怪獣映画に成り下がった
恐竜ハンティング
始まりはテンポが悪い。
ハゲ隊長は何故ティラノザウルスを捕まえたいのか?
サラはなんであんなに無分別なんだ。博士っていうのも怪しいな。化石から生態を推測するのに飽きたとかいっているが。
カメラマンにタバコを注意しているが、恐竜は遠くから匂いでかぎ分けるなんて言っているのに、恐竜の子どもの血が
付いた服のままで逃げ回っているのはおかしい。匂いでかぎ分けるんでしょ。脚本が悪いんじゃないのかな。
カメラマンも恐竜の子どもを連れてきてしまい、サラもはじめだけ文句を言うが後は尻馬に乗って親を呼び寄せてしまう。
カメラマンとサラのせいでエディが。可哀想過ぎる。こいつら何も反省しない。
インジェン社の新しい社長が馬鹿すぎる。まあ恐竜の餌食になるが。
墜落寸前の車の中のアクションはよくある話。
アメリカまで恐竜を運んできたきたあたりからネタ切れなのかな。
最後はあっさり船で搬送。
本が悪いんだ。後、自分勝手なやつのせいで良い人が簡単に死ぬ話は好きではない。
私はエディが1番好きだよ、報われて欲しいよ
前作「ジュラシック・パーク」鑑賞後の興奮そのままに続けて見た「ロスト・ワールド」。
ジュラシックパークがあまりにも名作だったので期待して見てしまったが、期待しないで見た方が良い。名作の続編が名作になるとは限らないことを覚えた。
前作のチャラめなマルコム博士が主人公となって今作を引っ張っていくのだけど、前作で何度も離婚していると言っていただけに、今作で登場する彼の恋人は
『なんでこんなやばい女と付き合うんだよ…ああ、だから離婚繰り返すのか…』思わさせてしまうに充分にやばい女だった。
自由奔放はいいんだけど、物語の展開を作るためとはいえ、何度も何度も何度もグループを危険にさらし、多くの犠牲者を出すような行動は謹んで欲しかった。
パニックムービーとしてはさすがのスピルバーグと思わせる仕掛けが随所に見られ、前作よりも恐竜の種類も増え、恐竜vs人間のシーンも大幅に増えており、
前作とは違うワクワクがたくさん感じられた。
しかし、人間の失態(主にサラやニック)によるパニックシーンであるからか、どうしても『アホやん…』って気持ちが拭えなくて、私の中で前作と並べることすらできなかった。
インジェン社は多額の負債を抱えたまま、更なる賠償金を支払うのかな?
スピルバーグ監督の初の続編映画監督
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
スティーブン・スピルバーグ監督が作っているだけあって、つまらなくはない作品。
個人的に、ジュラシックシリーズのランキングは1ジュラシック・パーク 2ジュラシック・ワールド新たなる支配者 3ジュラシック・パーク3 4ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク 5ジュラシック・ワールド炎の王国 6ジュラシック・ワールド、の順なのですが、ロスト・ワールドは下から三番目とビミョーな位置です。
なぜ4位なのか。
それは、序盤と中盤があまりワクワクしないからです。序盤と中盤の盛り上がりのポイントが全くもってつまらないのです。
かろうじて、中盤のラプトルのシーンは、ドキドキしましたが、序盤は、車が落ちるくらいのもので、ドキドキはしましたが、少し物足りない。
ですが、終盤のT・レックスが街中で暴れまわるシーンは面白かったと思います。最後にマルコム博士がスナイパーでT・レックスを撃つシーンもかっこよかったです。
興味のある人は、見てみたらいいと思います。
恐竜がリアルなだけの駄作
映画館で観る映画やね
登場人物に魅力がない。 ゴジラをジュラシックパークの世界観でやって...
恐竜描写の技術は益々発展。 恐竜アクションの連続活劇❗
午前十時の映画祭13にて。
誰もが驚愕した恐竜体験から4年後、再びスピルバーグが監督した本作は、より恐竜アクションに重点が置かれている。
金儲けを企んだ企業が恐竜を生け捕りにしてアメリカ本土に連れ帰るが、大惨事に発展するという大筋は『キング・コング』と変わらない。
立て続けに観ると、前作ほどのインパクトは感じられない(それは仕方ないだろう)が、連続活劇として描こうとするスピルバーグの工夫が随所に見られる。
まず、人間が襲われる一方だった前作では見られなかったシチュエーションが、恐竜ハンティングのシーンで展開。
これが、本作のテーマを示唆してもいるのだ。
ティラノサウルスに襲われるトレーラーのシークェンスは、一息つかせて次の危機、また一息つかせて次の危機の連続を、主人公たちを限られた空間に閉じこめた状態で見せる。
一転して、廃墟となったコントロールセンターのシークェンスでは、群れで襲ってくるヴェロキラプトルから逃げる主人公たちがバラバラになり、居住区の廃屋や朽ちた乗用車などの位置関係を使って、複数の攻防を立体的に見せている。
これらのアクションは本当によく工夫されていて感心するが、少々遊び過ぎな面も否めない。
そして、スピルバーグがどうしても撮りたかったという、恐竜の本土上陸シークェンスへと展開する。
ここで我等は東宝他の特撮怪獣映画を意識しないではいられない。
逃げる街の群衆の中に日本人らしき一行が見えるのは、スピルバーグの日本へのリスペクトだと思いたい。
リチャード・アッテンボロー演じるハモンド翁は、ジュラシックパークで生じた負債の責任を負ってインジェン社の社長の座を追われている。
失脚させたのは甥のルドロー (アーリス・ハワード)で、こいつが利益主義者のステレオタイプなのだが、計算高いようで頭が悪い。ジュラシックパークの惨事からは何ら学んでいないのだ。
ハモンド翁は、マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)たちを島(サイトB)に行かせて何をしたかったのか。甥の企みを知っていたはずで、ハンター隊より先に島に行って生態調査をさせたからといって、どうなるというのだろうか…。
本作の主人公はマルコム博士なのだが、前作とは別人のように好い人になっている。
悪い人だった訳ではないが、もっと斜に構えた人だったはず。
博士の元恋人の古生物学者サラ(ジュリアン・ムーア)と、娘のケリーの二人がやたらヤンチャ者で、無謀。
ハンター隊の隊長テンボ(ピート・ポスルスウェイト)は強面だが、優しさや気遣いの一面もあって、このキャラクターが物語の後半には全く絡まないのがもったいない。
悪だくみの首謀者たちがキチンと犠牲になることには溜飲が下がる思いだが、悪くない人も犠牲になる。ちょっとその辺りはスピルバーグらしからぬところか。
…と、物語の完成度にやや疑問ががあって、この映画は前作と違って低評価を浴び、興行的にも前作を下回った。
どうやら、次作の予定だった本土上陸エピソードを、スピルバーグが多忙で次作を監督できないため本作に盛り込んだのだ、とか。
そのためか、脚本の検討が緩くなったのかもしれない。
とはいえビッグコンテンツとしてシリーズは続くのだから、製作側としては失敗ではなかったのだろう。
問題のパート2
アトラクションムービー
過去の低評価は当時のある問題のせいであって作品は面白い
作品の素晴らしさは後に置いておいて
なぜ発表当時評価が低かったかについて解説します
レジェンド過ぎる1作目を超えられなかった?
もちろんそれも多少ありますが
主原因は違います
当時叩かれた理由は
原作小説と内容が違ったためです
コレは当時ジュラシックパークが流行り小説も爆売れして続編の小説も好評だったのですが
いざ出たワールドは内容が違う!
コレに評論家や得意げに小説読んで解説していた組みは顔真っ赤にして原作通りやれ!など叩いた(本当です)
コレには理由があって
元々スピルバーグは2作目を作る気はなくて他に任せようとしたが原作者がお願いして承諾し
2作目は執筆と映画が同時製作でそれぞれ別々の内容としてやろう!という取り決めがされていた
ただしコレは当時ほぼ知られてなく依然として何だよコレ!と叩く人が多かった
まだネットも普及してなかった時代だったから情報の広がりも遅かった
何故かその頃の低評価だけが先行してそれを見た現代の評論家は同調して低評価している
実際はとても面白い作品だ!
前半は恐竜ハンターや恐竜達とのスリリングな戦い、後半は恐竜が現代文明に来て暴れ回る!最高じゃないか
たしかに多少端折っているため船の船員が死んだ理由が映画ではわからなかったり(一緒に乗っていたラプトルにやられた設定)何だこの環境保護テロリスト女は?グランド博士は?などツッコめる部分はある
でもこれ以降の作品を見てみろ
ロストワールドの足元のレベルにすら達してない
偉大過ぎる1作目よりは劣ると言われるのはわかるが2作目としては決して駄作ではない名作だ!!
盛り上がりに欠ける
T-REX出すぎでしょ
全55件中、1~20件目を表示