ロスト・ワールド ジュラシック・パークのレビュー・感想・評価
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生態系を壊す危険性
【概要】
最新作に向けてプライムで鑑賞。ジュラシック・パークの続編で、マルコム博士が生き残った恐竜達の調査に参加します。そこへ、サンディエゴに新たなテーマパークをオープンさせるため、恐竜を捕らえにやって来たハンター達が現れます。
【今作の舞台】
前作の舞台はイスラ・ヌブラル島で、ジュラシック・パークを建設していた場所です。今作はイスラ・ソルナ島が舞台で、サイトBとも呼ばれています。ここでは主に、パークに展示する予定の恐竜を飼育します。しかし、前作の事件がきっかけで廃墟と化してしまいます。その後、恐竜たちが野生に返っただけでなく、知らない間に繁殖し続けるようになります。
【感想・考察】
前作よりも登場する恐竜の数が増え、冒険感が増している印象を受けました。特に、Tレックス親子が強く印象に残りました。親がサンディエゴで暴走する姿に興奮し、子供は個人的に可愛く感じました。
今作ではハンター達が恐竜を狩って新たなパークを作ろうと企みますが、それが災いして人間界にも悪影響を及ぼしてしまいます。ここから、人間が生態系を壊す危険性が表れており、利益を優先するために自然を利用すると悪い方向へ向かうリスクがあることを実感しました。そのため、たとえ恐竜であっても彼らの行動は自然に委ねるべきというメッセージ性もあると捉えることが出来ました。
【気になったこと】
全体的にゆっくりと物語が進んでいる割には、アクションが少なめな印象を受けました。また、沢山のハンターが登場したためか、人間の描写が多くなって途中から失速したようにも感じました。
【全体】
前作と比べてややテンポが悪い部分はありますが、それでも生命や自然の大切さが伝わってきた作品でした。
ハラハラ展開満載のスリラー映画であり、恐竜の根源的な恐怖を植え付けてくれる一作。
モンスターペアレント
前作は人間が恐竜の世界に踏み込むという物だったたが、今回はその逆。つまり、恐竜が人間の街にやってくる。ジュラシックパーク1を見た後だとこれがとても新鮮で面白かった。
またしても人間は自然をコントロールできなかった。何度同じ誤ちを犯すのだろうか。現実の我々も深く考えさせられる。
最後のモンスターペアレント(そのままの意味)にパクッとされるシーンは爽快だった。
なぜ評価が低いのかはわからないが、個人的には好きな作品。この作品は特にマルコム博士のギャグセンスが光っているからね。
恐竜が街にやって来た!
「ジュラシック・パーク」の2作目ってことで、当時大きな期待を持って映画館へ足を運んだのを思い出します。ただ、この時にはちょっと期待外れだったという印象が強い。
その後、テレビ放映やビデオ等で何度か見直してます。決して、面白くないわけじゃない。存在していない恐竜を、如何にもそこにあるかの如く見せてくれる映像は素晴らしいと思います。新しい恐竜も登場して見応え十分でした。
そして、スピルバーグ監督お得意の、次から次へと巻き起こる出来事にドキドキが止まらない。ワンシーン、ワンシーンは、どうなる?どうなる?って感じで引き込まれ、非常に楽しませてもらいました。
ただね〜・・・
【ネタバレかな】
クライマックスは、恐竜が街で大暴れ!って、展開なんだけど、この有りがちなラストにガッカリした。
確かに迫力ある映像の数々ではあるんだけど、余りにも定番すぎる。子を助けようとするのは「ガッパ」と同じだし、巨大生物が街を闊歩するのは「ゴジラ」や「キング・コング」なんかでよく見る構図だし、単なる怪獣映画になっちゃったって感じかな。(怪獣映画も大好きなんですが、「ジュラシック・パーク」に求めていたのはそこじゃない?)
ガタイが小さい分、人が襲われるシーンは、それなりの迫力があって良かったけど、それだけじゃね〜・・・
まぁ、シリーズものにありがちなそれなりって感じ。一作目特有のファーストインプレッションの衝撃を超える面白さは、皆無だった。
粗いストーリーと荒々しい恐竜
■ 作品情報
大ヒット作「ジュラシック・パーク」の続編。監督はスティーヴン・スピルバーグ。脚本はデイヴィッド・コープ。マイケル・クライトンの小説『ロスト・ワールド』が原作。主要キャストはジェフ・ゴールドブラム、ジュリアン・ムーア、ピート・ポスルスウェイト、アーリス・ハワード、リチャード・アッテンボロー、ヴィンス・ヴォーンら。
■ ストーリー
前作での惨事から4年。恐竜たちの供給元である「サイトB」、イスラ・ソルナ島には生き残った恐竜たちが野生化して繁殖していた。インジェン社の創設者ジョン・ハモンドは、絶滅の危機に瀕した彼らを自然のまま保護するため、イアン・マルコム博士に調査隊を派遣するよう依頼する。当初は難色を示すマルコムだったが、恋人の古生物学者サラがすでに島に渡っていることを知り、彼女を連れ戻すべく救援に向かう。しかし、ハモンドの甥ピーター・ルドローが、経営危機に陥ったインジェン社を立て直すため、恐竜を本土へ持ち帰ろうと私設のハンターチームを島に送り込んでいた。二つのグループの思惑が交錯する中、人間と恐竜、そして人間同士の生存をかけた壮絶なサバイバルが繰り広げられる。
■ 感想
前日に観た『ジュラシック・パーク』に引き続き、シリーズ2作目を久しぶりに鑑賞。…と思ったら、これは全く記憶になく、今回が初鑑賞となりました。前作からわずか4年で、映像技術は大きく進化を遂げていて驚きます。恐竜たちのリアリティはもはや実在レベルで、画面いっぱいに暴れまわるティラノサウルスや、群れで襲いかかるラプトルたちの迫力に息をのみます。登場する恐竜の種類と数も増え、まさに恐竜大パニック映画として極限のスリルを味わうことができます。終盤、ついに恐竜が島を離れて市街地に上陸し、平穏な日常が突如として脅かされる光景は、想像を絶する恐怖をもたらします。
ただ、圧倒的な映像表現に比べ、ストーリーには少々物足りなさを感じてしまうのは残念。特に、前作であれほどの惨劇を引き起こしながら、生き残った恐竜を自然に帰すとのたまうハモンドに、開いた口が塞がりません。しかも、そこに調査隊を送るなんて、説得力もないし、正気の沙汰とも思えません。また、恐竜の存在を世間に秘匿しようとしながら、情報漏洩のリスクを抱える行動が続く展開は、物語の整合性を損なっているようにも感じます。加えて、新たな過ちを犯そうとしているハモンドに代わり、インジェン社の実権を握ったルドローが暗躍しそうな雰囲気がぷんぶん漂い、すでに大筋が読めてしまうのも残念。
とはいえ、娯楽映画としては十分に楽しめます。ストーリーの緻密さよりも、恐竜がもたらす純粋な恐怖と興奮を体感する作品だと割り切れば、その目的は十二分に果たされているからです。恐竜の造形や動きのリアルさ、そしてそれらが巻き起こす混乱と破壊の描写は、まさに一見の価値あり。恐竜映画としての迫力とエンターテインメント性は、存分に味わえる出来栄えだと感じます。
ただのドタバタ怪獣映画に成り下がった
ジュラ目当てなら充分楽しめる
酷評が目立つ2作目だが、恐竜の描写、種類、迫力に関してだけは、前作に引けを取らない。
しかしながら、映画としての出来につながるストーリーの辻褄、整合性のない行動を連発するキャラクターたちが魅力に欠け、それがさらにストーリーの陳腐さに繋がるという悪循環となったように思う。
それが1番目立ったのがサラ役のジュリアンムーア。好きな役者なだけにこの脚本でよく引き受けたなと残念でならない。学者とは思えない行動の数々。自身の軽はずみな行いのせいでどれだけの犠牲者を出した事か。ロープを必死に繋いで3人を助けようとした学者もサラがベイビーを連れて来なければ無駄死にしなかった。彼を殺したのはサラとカメラマンだ。血のついたジャケットを平気で干したり、本当に学者なの?子供でもわかるわ!とにかくストーリーに整合性がない。
マルコムも自身のキャラが全く生きていなく、数学者としての知識も全然生かされていない。娘も違和感しかなかった。黒人がダメなのではなく、あの子に全く魅力が無かったし、役の設定も酷くてさらに魅力の無さに上積みされたようだ。登場人物たちの多様性を入れたくて黒人の女の子を無理矢理ぶち込んだ感満載。前作ではサミュエルがいい味出していたし、黒人のいい俳優がいくらでもいるのに。利口で可愛いお姫様とか言われるたび違和感で立ち止まる。バカで考えなしで無責任で我儘、とその度心で声に出してしまう。勝手について来ておいてヤダとか帰りたいとか泣くんじゃねぇ、バカ。
主役グループ達の勝手で無知な行いによりパニック映画となったことが、この映画を陳腐な作品に貶めてしまった。スピルバーグほどの人が何故こんな脚本で良しとしたのか甚だ疑問だ。活躍した恐竜たちに謝れ。
前半は白鯨をリスペクトしてんだろうね。
何回目の鑑賞になるだろうか?
アメリカが他国を侵略してきたアイロニー見たいな物を描きたかったのだろうが、この映画の上映された4年後にマンハッタンのど真ん中にロストワールドが出現してしまう。
まぁ、この映画の様にね。
この映画はテレビの為に作った映画だと思うな。途中、ブツブツとフェードアウトするのはコマーシャルだろ!
ジュラシックパークを見てると…
前提として
単体でみれば星3くらいなのかも知れません。
作品として破綻している訳では無いし、パニックホラーとして見れば良いのかも知れません。
なので最悪とは言いませんし、見たい方は観ても良いと思います。
では
個人的に嫌いな所を
・主人公サイドが嫌い、人がバカすぎ
前作は主人公サイドに恐竜への知識がありました。その上で合理的な行動をして生き残って来ました。その中でパニックなどで間違いを犯した人間が食べられていく。そんな恐怖が魅力でした。
2はどうか。なぜ主人公が数学者。カオス理論は役に立たん。
サラ、ずっと偉そう、後ずっと何をしてる?Tレックスの子供を連れ去ったから縄張りの範囲が島全体になったの。じゃねぇよ。ふざけんな。んでTレックスが来たら。母性本能がどうこう。今、絶賛襲われそうって状況でそんな事言うか?恐竜の子供見て笑うか?その後もテントで襲われた時、来たわ…とか言って。来たわ。じゃねぇんだよ。分かってた風な感じ出しやがって。そんな感じの内容が後100個ありますがしょうがないので割愛します。
娘は………何してたっけ?あ、恐竜蹴ったか。
カメラマン、名前なんだっけ。まぁ両手に引き抜いた弾持ちながら頭食われててくれや。
他には、恐竜学者が蛇に驚いて恐竜の口に突っ込むか?という事などなど。
総じて言える事は、敵味方含め、恐竜への知識が無さすぎ。合理性が無さすぎ。観ていると結構多いのですが。前作と比べ、何故?どうして?が多すぎて内容が入ってきません。
・緊張感がない、襲われすぎ
今作は、基本ずっと襲われてます。これのせいで緊張感がない。というのも、前作では、襲われた時の絶望的、襲われない時の緊張感のバランスが素晴らしく、いつ襲われるのか…という緊張感や建物に入った時や他の人に会った時の安心感がありました。今作はただずっと襲われてるだけなので、正直だんだんダレてきます。しかもその合間合間に訳の分からない人間の行動が入るので本当に内容が入って来ないんです。
・興奮感がない
未知の恐竜とか先の展開への期待感が少なく興奮が少ないです。
というのも毎回その場の状況で機転を利かして生き残るとかではなく、叫んで逃げて何とかなっての繰り返しなので、襲われても毎度の如くわぁわぁ言って逃げ回って何とかなりましただろうな。としか思えないんです。
だから正直Tレックスだろうとプレデターだろうとジェイソンだろうとやる事がほとんど変わらないので別にどんな恐竜が出てきても…だし、襲われても…だし。終始そんな感じです。
細かく挙げたらもっとあるですが、ここいらで総評を
総評
パニック映画なら〇?、ジュラシックパークなら✕です。
ジュラシックパーク初代のような緊張感、キャラの良さ、興奮、納得感、が無く、没入感に欠けていました。
正直、映画自体も何がしたいか分からない部分が多く、何とも言えない映画でした。
恐竜ハンティング
始まりはテンポが悪い。
ハゲ隊長は何故ティラノザウルスを捕まえたいのか?
サラはなんであんなに無分別なんだ。博士っていうのも怪しいな。化石から生態を推測するのに飽きたとかいっているが。
カメラマンにタバコを注意しているが、恐竜は遠くから匂いでかぎ分けるなんて言っているのに、恐竜の子どもの血が
付いた服のままで逃げ回っているのはおかしい。匂いでかぎ分けるんでしょ。脚本が悪いんじゃないのかな。
カメラマンも恐竜の子どもを連れてきてしまい、サラもはじめだけ文句を言うが後は尻馬に乗って親を呼び寄せてしまう。
カメラマンとサラのせいでエディが。可哀想過ぎる。こいつら何も反省しない。
インジェン社の新しい社長が馬鹿すぎる。まあ恐竜の餌食になるが。
墜落寸前の車の中のアクションはよくある話。
アメリカまで恐竜を運んできたきたあたりからネタ切れなのかな。
最後はあっさり船で搬送。
本が悪いんだ。後、自分勝手なやつのせいで良い人が簡単に死ぬ話は好きではない。
私はエディが1番好きだよ、報われて欲しいよ
前作「ジュラシック・パーク」鑑賞後の興奮そのままに続けて見た「ロスト・ワールド」。
ジュラシックパークがあまりにも名作だったので期待して見てしまったが、期待しないで見た方が良い。名作の続編が名作になるとは限らないことを覚えた。
前作のチャラめなマルコム博士が主人公となって今作を引っ張っていくのだけど、前作で何度も離婚していると言っていただけに、今作で登場する彼の恋人は
『なんでこんなやばい女と付き合うんだよ…ああ、だから離婚繰り返すのか…』思わさせてしまうに充分にやばい女だった。
自由奔放はいいんだけど、物語の展開を作るためとはいえ、何度も何度も何度もグループを危険にさらし、多くの犠牲者を出すような行動は謹んで欲しかった。
パニックムービーとしてはさすがのスピルバーグと思わせる仕掛けが随所に見られ、前作よりも恐竜の種類も増え、恐竜vs人間のシーンも大幅に増えており、
前作とは違うワクワクがたくさん感じられた。
しかし、人間の失態(主にサラやニック)によるパニックシーンであるからか、どうしても『アホやん…』って気持ちが拭えなくて、私の中で前作と並べることすらできなかった。
インジェン社は多額の負債を抱えたまま、更なる賠償金を支払うのかな?
前作より恐竜との死闘が多く、パニックものとして楽しめた
前作より恐竜との死闘が多く、パニックものとして楽しめた。また舞台がジャングルとなり、サバイバル感増したのも良い。
ティラノサウルスが2頭に増えてスリル満点。最初は登場を渋ってたけど、中盤以降は登場シーンも多く満足。ジュラシックパークの看板恐竜をたっぷり観れるのは嬉しい。
水を使ったホラー演出がうまかった。直接食われるところは見せず、川や滝に流れる血だけでもゾッとする。
スピルバーグ監督の初の続編映画監督
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
スティーブン・スピルバーグ監督が作っているだけあって、つまらなくはない作品。
個人的に、ジュラシックシリーズのランキングは1ジュラシック・パーク 2ジュラシック・ワールド新たなる支配者 3ジュラシック・パーク3 4ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク 5ジュラシック・ワールド炎の王国 6ジュラシック・ワールド、の順なのですが、ロスト・ワールドは下から三番目とビミョーな位置です。
なぜ4位なのか。
それは、序盤と中盤があまりワクワクしないからです。序盤と中盤の盛り上がりのポイントが全くもってつまらないのです。
かろうじて、中盤のラプトルのシーンは、ドキドキしましたが、序盤は、車が落ちるくらいのもので、ドキドキはしましたが、少し物足りない。
ですが、終盤のT・レックスが街中で暴れまわるシーンは面白かったと思います。最後にマルコム博士がスナイパーでT・レックスを撃つシーンもかっこよかったです。
興味のある人は、見てみたらいいと思います。
恐竜がリアルなだけの駄作
映画館で観る映画やね
登場人物に魅力がない。 ゴジラをジュラシックパークの世界観でやって...
失われた世界‼️
私が天邪鬼のせいかもしれませんが、このシリーズ2作目は1作目より面白いと思う‼️というか映画ファンならこの作品の方が観ていて嬉しいと思う‼️タイトルだけでもサイレント映画の同名作品を思い出す年配の映画ファンが多いと思うし、恐竜をジープで追い、捕獲するシーンはハワード・ホークス監督の「ハタリ!」だし、崖っぷちでトレーラーハウスが宙吊りになるシーンは今年の「ミッション・インポッシブル:デッド・レコニングPART ONE」が参考にしてたし、ラストのティラノが街中で暴れるシーンは日本人が逃げるシーンも含めて「ゴジラ」ですね‼️スピルバーグ監督は1作目よりもこの作品の演出の方が楽しかったんではないでしょうか⁉️草むらで近づくラプトルを上空から捉えたショットや、マルカム博士が車のドアでラプトルと対峙したり、その娘が体操技でラプトルをやっつけたり、ティラノを船に閉じ込めたり、ただ逃げ回ってただけの1作目よりは恐竜映画になってました‼️待ってましたとばかり登場したラストのプテラノドンのカットも興奮したなぁ‼️
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