ロケッティアのレビュー・感想・評価
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空飛ぶヒーロー‼️
1938年、ロサンゼルス。レース・パイロットのクリフは、偶然奇妙なランドセルのようなものを手に入れる。それは背負い式のロケットブースターだった。クリフはそのブースターで空を飛び、人々から「ロケッティア」と呼ばれるようになるが、ブースターに目をつけていたナチスドイツにも狙われる・・・‼️一応、アメコミ映画のヒーロー物なんですが、別にスーパーパワーがある訳でもなく、ただ空を飛べるだけの、30年代らしいのんびりとしたムードの作品‼️「遠い空の向こうに」などのジョー・ジョンストン監督の空を飛ぶことへのこだわりが強く感じられる作品で、ブースター以外にも、スピード・レーサーのプロペラ機、ナチスの飛行船ルクセンブルグ号、そしてオートジャイロなど、その夢のある世界観が素晴らしいですね‼️ヒロインのジェニファー・コネリーの美しさも含めて、かなり好きな作品です‼️
素直に気持ちいい亜流ヒーロー映画
難しい話はなく、素直に楽しい冒険話。
主人公の扮するロケッティアは「縦横無尽に空を飛ぶ」以外にはパワーの類はまったくなく、スーパーヒーローというよりは便利なアイテムを駆る好青年が恋人の為奔走する王道ラブandアドベンチャー。実際ロケッティアとして真っ向から戦う、というシーンは殆どなく、レスキュー!大脱出!現場急行!と飛行する意味のある用途で適宜用いられる感じです(ロケットを活かした体当たりはあるので多少は戦いにも役に立ってます)敵が生身なのでそこはしょうがないのかもしれませんね。それでも飛ぶ場面は爽やかなカタルシスに溢れています。
主演の男性が非常に嫌味のないイケメンで、相方のメカニックの爺さんとの名コンビぶりも好感度高し。二人の吹替も山寺宏一さん・青野武さんと手堅い人選。
あ、あとディズニーの実写ヒーローものという事で油断してましたが、ヒロイン(本当美人)が後半、胸の開いたドレスで軽くセクシーな場面も多め。ご注意orご期待ください。笑
敵は実はナチスでした!最後にヒーローが星条旗をバックに出撃!っていうのはいささか唐突で安易かなぁという感じ…でもほんとそれぐらいしかケチつけるところはないかな。原作モノだから多分最初から決まってた所だし。
最近のヒーロー程には派手派手ではないけれど、いい意味でヒネてない王道の良作。
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