「圧倒的な美!(午前十時の映画祭)」ローマの休日 Kazuさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的な美!(午前十時の映画祭)
午前十時の映画祭で観てきました。
オードリー・ヘプバーンの圧倒的な美を前に、人類はなすすべがありません。
オードリー・ヘプバーンの圧倒的な美だけで☆5です。
義務を果たさなければ、ここには帰ってきませんでした。永遠に。というアン王女としてのセリフは、ヘップバーンだからこその迫力だったと思います。
ストーリーは、取り立てて変わったところはありません。でも、グレゴリー・ペックの切なさが心に沁みます。何かが通じたかの如く、急遽記者への挨拶を行い、そこで写真をわたす。そして、感情を押し殺して無言で引き上げていく。エンドロールも無く、このシーンが目に焼き付いたまま終わる。完璧です。
昔誰かが、かっこいい男の条件として、「やせ我慢ができる」と言っていた人がいました。昔の映画って、やせ我慢多いですよね。
劇場内、若いカップルが多かったです。若い人がこの映画を観てみようと思う。それだけでも嬉しい出来事でした。
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