「格調高いロマンチックコメディ」ローマの休日 ニモさんの映画レビュー(感想・評価)
格調高いロマンチックコメディ
BSにて視聴。
言わずとしれたこの名作は何度見てもため息が出るほど素晴らしい。
モノクロの画面でオードリーとグレゴリー・ペックの美しさは際立ち、ホレボレとしてしまう。
物語は小さな笑いを散りばめながら、徐々にふたりの心が近づいていく。その描写は繊細。
感情が揺れ動く表情とセリフの間合いも丁寧に描かれて、ああ、この時代の映画はいいな、と思わせられた。
名シーンが多い本作品。
当方は特に冒頭の王女が退屈して靴を脱ぐシーンと、最後の会見で写真を贈られるシーンが気に入っている。
追記
午前10時の映画祭にて鑑賞。何度目の鑑賞かわからないが今回も新鮮な気持ちで感動を味わった。
「キッチン付きの部屋に引っ越そうかな」
ラスト近くは数々の台詞がとても切ない。
ロマンティックなストーリー、台詞の掛け合いの楽しさ、演出のセンス。大人のおとぎ話のようで最高に素敵な作品。
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