「世間的評価である隣人の恐怖は薄く感じる」ローズマリーの赤ちゃん カメさんの映画レビュー(感想・評価)
世間的評価である隣人の恐怖は薄く感じる
個人評価:3.7
現代であればよくある脚本だが、ローズマリーの主観の考え方と、客観である見る側の受け取り方を上手く交差させ描いている。
最後までどちらの言い分が正しいかを分からせない脚本は面白味がある。
とはいえサイコの描写や、悪魔的な表現も薄く、限定された世界観のサスペンスの仕上がりになっている。
決してホラーの傑作や、おどろおどろしい内容ではない。
ただこの年代においては秀逸なサスペンスだと感じる。
コメントする