「老人と少年とライオンと」老人と海(1958) カルヴェロ1952llさんの映画レビュー(感想・評価)
老人と少年とライオンと
老人は魚に話しかけ歳を聴く
老人は小鳥に話しかけ歳を聴く
少年に話しかけ毎日の芝居をする
そしてライオンの夢を見る
老人は負けてはいない
がしかし勝ってもいないのだ
海辺の優しい毎日と生きるための厳しい毎日が
同居してそこにある
孤独が平気だったはずなのに
一人で何でも出来てたはずなのに
もう頑固は捨てて素直になろう
差し出された手を握ってもいい頃だ
ライオンも歳を重ねる
道を譲っても悪くはない
とてもいい闘いだった
好敵手とは奴の事だ
また眠くなってきた
あの夢をまた見よう
あの穏やかな夢を。
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