「大人の青春群像劇」恋愛の法則 バラージさんの映画レビュー(感想・評価)
大人の青春群像劇
米国アリゾナ州の小都市に住む20代後半の4人の男女の恋愛模様を描いた大人の青春映画。ブリジット・フォンダとの他州への転居を明後日に控えながら勝手に旅に出てしまう恋人のティム・ロス、その元同棲相手で今はフォンダの親友フィービー・ケイツ、新たな住人のために内壁の塗り替えに来てフォンダに惹かれるペンキ屋エリック・ストルツの4人が主人公の群像劇である。ストルツが製作も兼ねた低予算インディペンデント系映画で、青年たちの人生の曲がり角を静かに描いていく落ち着いた小品の佳作だった。それにしてもこの頃のストルツは本当にかっこいい。そしてケイツは美しい。個人的にはこの2人を見るだけでも価値あり。
なぜか日本ではVHS化のみでDVD化も配信もされてないんだが、インディペンデント系という権利関係の問題だろうか? DVD化を望む。
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