レッド・ツェッペリン 狂熱のライブのレビュー・感想・評価
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アレンジの癖が凄い!!
まぁ、それがライブの醍醐味でもある訳だし特にツェッペリンはアルバムを聴いてライブで曲がどう変わるのか楽しめるバンドでもある。
原型を留めていないような「Dazed and Confused」は他に新曲が出来そうな位の超絶アレンジが凄まじく「Whole Lotta Love」に限っては違う曲に移ったのかと思いきや、お決まりのギターが鳴り始めて曲が終わっていなかったことに驚愕!?
ライブの裏側を若干のドキュメンタリーとして、メンバーのイメージ映像的な演技を披露、ジョン・ボーナムだけはプライベート感満載でホットロッドやチョッパーに跨がる姿が格好良い、序盤のギャング映画みたいなマネージャーの我が物顔した演技は蛇足。
最強のボーカリストでもあるセクシーなロバート・プラントを差し置いて、歌よりもギターが鳴り響く印象のライブは、ジミー・ペイジのワンマンショーのようでやはり彼が中心であるからこそのLed Zeppelinだと再認識させられた。
ドキュメンタリー
わけのわからないイメージ・フィルムからスタート。遊び心も満載にしたかったのだろうか。しかし、これはコンサートのカメラワークが悪すぎです。特にジミー・ペイジのギターソロをかなり無視して、ロバート・プラント中心。ドラッグをトリップしながら撮ったのではないかと思わせるほどだ。演奏の途中に何度も登場するイメージ・フィルムは現代におけるPVの作り方にも似ていて面白い。
高校時代に見に行ったフィルムコンサートの方が良かった。
<収録内容>
:ロックン・ロール
:ブラック・ドッグ
:貴方を愛しつづけて
:ノー・クォーター
:永遠の詩
:レイン・ソング
:幻惑されて
:天国への階段
:モビー・ディック
:ハートブレイカー
:胸いっぱいの愛を
ロックの名演奏・・
あのジミー・ペイジがギブソンのダブル・ネックやレスポールを弾きまくっている。ロバート・プラントが胸をはだけた衣装にてハイトーンで熱唱している。当時、中学生だった僕は二枚組のライヴ・レコードをすり減るほど聴きまくった。この映像は素晴らしいの一言。文句なしにカッコいい・・40年以上前の作品。
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