「素晴らしかった」レザボア・ドッグス 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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公開時劇場で見て、大興奮した記憶が鮮明だ。当時、映画監督を目指していた堀さんと感想を述べあったのだけど、今はどうしているだろう。当時の楽しかったことや苦しかったことが思い出されて、戻ってみたいようなみたくないような、できもしない空想で心がざわついて泣きそうだ。
それから何度も見ていて、役者に明るくなかったのだけど、今回は役者さんをきちんと把握して見るように努めた。5人でやるって言ったのに6人いる。
ブロンド、やばいやつなのに裏切りはしない、信用されている。ブシェミはピンクを嫌がる、誰かが犬だ、今回の仕事はヤバい感じがしたと勘の良さを示す。ホワイトは俺のせいでオレンジが撃たれたと真義の厚さを見せる。オレンジは裏切っていたのに、かばって撃たれたホワイトに真実を告げる。死にかけているのに言われてもな。麻薬犬と警官がいるトイレの嘘話が面白い。各々とてもキャラが立っている。役者さんたちが演じてみたい見せ場が詰まった素晴らしい脚本なのだろう。
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