「悲しく切ないけれど、最高にクールな愛すべき仲間割れ」レザボア・ドッグス 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しく切ないけれど、最高にクールな愛すべき仲間割れ
洋画初心者、遂にタランティーノデビュー!
ありがとうございます。
ハマらせていただきました。
ストーリーは、宝石強盗に失敗した6人組が、自分たちの中に裏切り者(警察の犬)がいるのではないかと仲間を疑い始めるという簡単なわかりやすい話なのですが、各キャラクターごとにピックアップしていき、少しずつ事件の全貌が浮かび上がってくるという作りはよくできていました。
強盗前→強盗後→強盗
といったように、時系列に並んでいないので、分かりにくくなるかと思いきや、全然そんなことはありません。
やってることも、殺人、強盗、拷問等々重苦しくて、嫌な内容なのにそれを感じさせない登場人物たちの憎めないキャラクター性とテンポの良い話の運びがとにかく最高でした。
皆さん仰っている通り、オープニングが最高にカッコいいのは間違いありません。
全体的にもカッコ良いですが、僕はやはり発砲シーンが最大の魅力のように感じました。
警察だろうが、人質だろうが、仲間だろうが、撃つ時は撃つ。
それこそが彼らの仁義。そして友情。
ブラウン、ホワイト、ブロンド、ブルー、オレンジ、そしてピンク。
トレード?野球の選手じゃないんだから。
追記
僕が唯一見たことのある野球の試合は、現地で見たブリュワーズの試合だったので、ブリュワーズの名前が出たことには感謝(?)感激です。
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