「素晴らしい作品なんですがね」レイジング・ブル 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしい作品なんですがね
初見の印象はあまり面白くありませんでしたが、傑作の呼び声高いので再見。
確かに主役三人の超絶演技、スコセ先生ならではの映像センス、メリハリの効いた映像展開の運び、陰影を最大限に生かしたモノクロ撮影、傑作と呼ばれる要素は備えています。
がしかし、全体としてつまらなくはありませんが、といって面白い、とも感じません。
面白味は薄いが、完成度はたかい純文学の傑作みたような作品です。
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