劇場公開日 1981年2月14日

「素晴らしい作品なんですがね」レイジング・ブル 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0素晴らしい作品なんですがね

2024年8月10日
PCから投稿

初見の印象はあまり面白くありませんでしたが、傑作の呼び声高いので再見。

確かに主役三人の超絶演技、スコセ先生ならではの映像センス、メリハリの効いた映像展開の運び、陰影を最大限に生かしたモノクロ撮影、傑作と呼ばれる要素は備えています。

がしかし、全体としてつまらなくはありませんが、といって面白い、とも感じません。
面白味は薄いが、完成度はたかい純文学の傑作みたような作品です。

越後屋