隣人は静かに笑うのレビュー・感想・評価
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結末ありきで内容自体は薄い!!
出だしはインパクトがありましたが、本編は、隣人が怪しいと言うよりは、主人公が隣人の事を余りにも気にしすぎているので、結末ありきで単調な内容が返って不自然に感じました。尚且つそれが長くて怠かったので、主人公が早いうちにどうでも良くなり、「誰だって知られたくない過去はあるだろう。そっとしておいてやれよ」と思いました。過去の事件の説明が主人公の話だけで再現シーンが無いので、相手がどれだけ凶悪な奴なのかも伝わりませんでした。隣人は意思と計画を持って生きているので、主人公がしつこくて邪魔に感じました。最後は自業自得という感じでしたが、上手くまとまっていました。「隣人は静かにガッツポーズ」という感じですが、そこに至るまではあまり考えられておらず、退屈な映画でした。ラストシーンで「あっ、これ昔テレビで観た」と思い出して、やはりラストの印象しかなくて笑えました。
的確な邦題タイトル
誰の視点で観るか。
そう云えば、昔観たような記憶が薄っすら蘇ってきました…。
実際9.11のテロ等も、前科もなく 長い年月をかけ用意周到に計画されていた。正にこんな感じで。
人当たりも良く、周りの評判も良ければ 誰からも疑われない。
そして、自分達の計画を全うするに相応しい人物を探し当て 良き隣人を演じ、その時を待っていた…。
不思議なんだけど、最後に ティム・ロビンスとジョーン・キューザック演じる夫婦が 寄り添って立っているシーン。虚しそうだけれど どこか安堵した様な表情が、とても印象に残る。
多分、平和ボケした人は 「悪が勝って良い人が死ぬなんて!」っと思いがちだけど、
「正義の反対側は正義」なんだと言うことを頭の片隅に置いておく必要があると思う。
そうすると、この夫婦の最後の顔を見た時に 違った感想を持つと思いますよ。
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