「運河にドボン。」旅情(1955) ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
運河にドボン。
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何度も観たはずの作品なんだけど、劇場にて改めて観てみると
エ?こんな感じだったっけ、と思った。当時は38歳でオールド
ミス扱いの時代、潔癖症なのにドジな行き遅れ女を演じた女優
ヘップバーンの魅力が満載、彼女ならではの名演技が楽しめる。
美しい景色に負けないコメディセンスも健在で、運河にドボン!
なんてドリフみたいなことまでやってのける。一夜限りの関係
を美しく描く不倫劇にはもってこいの色男ブラッツィの名文句
「目の前にあるものを食べたらいい」は、いや確かにその通り
と心で拍手しながらも、妻と別居中の男ってのはどうして女を
口説いてばかりいるんだと今の時代も変わらない行動に笑った。
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