「不機嫌な青春」理由なき反抗 everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)
不機嫌な青春
過保護だけれど子供と向き合えていない両親。
威厳の無い父親に反感を抱く息子。
思春期の娘との距離感を掴めない父親。不満な娘。
資産はあるが、ネグレクトで病んだ孤独な少年。
少年課の警察官が、こんなに面倒見てくれるのか?というくらい、意外と親身で良い人でした。死人が出ても大して悲しむ様子のないクラスメイト達(^^;)。転校してきて初日のJimが一番責任を感じているのか?!この一日で成長したのか分かりませんが、こんなに立派で勇敢な高校生なら、引越しなんて不要ではないかと思ってしまいました。10代のいわゆる「反抗期」を、当人、両親、第三者の視点から描いていますが、現代ならもう少し違う展開になりそうな気がしました。
James Deanが高校生には見えない(^^;)。しかし、彼のさりげないウィンクの格好良さ!!痺れました。こんなにウィンクの似合う俳優は他におりません。
"La La Land"でhomageとして出て来たthe Griffith Observatory。夢のワルツの舞台でしたけど、本作では宇宙の広大さに比べられてしまう、若者の悩みのちっぽけさの象徴?しかしいつの世もそんなちっぽけな悩みが若者にとっては一大事なのです。自分の世界が全てである時、銀河と人間の悩みを比べること自体ナンセンスなのです。
everglazeさん
コメントへの返信を頂き有難うございます。
若者等がナイフや銃を手にするシーンが、どちらの作品もかなり唐突に感じたので 😵💫
作品だから…なのか、時代背景的にそうだったのか、どちらなんでしょうね。
everglazeさん
「 死人が出ても… 」←私もかなり気になりました。親が隠そうとする辺りも…。
「 こんなに立派で勇敢… 」、服の着こなしも上手くてイケメン、間違いなく注目の的でしょうね。
確かに…。