リトル・プリンセスのレビュー・感想・評価
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いつでも夢を
リーゼルマシューズ扮するセーラクルーはインドを離れニューヨークのミンチン女学園に入った。ある日、父親の弁護士が女学園にやって来た。
女子だけの寄宿舎生活は楽しそうながら大変だね。訃報を聞くやいなや態度を変えた教師は酷いものさ。話してもいけないなんて辛いね。これはイジメだな。突然窮地に陥ってももっと酷い子に優しく接したセーラ。やはり育ちが良かったからかな。いつでも夢を持っていないとね。
正統派おとぎばなし
緑にあずけられた緑は豊かな空想力を発揮し緑たちの人気者になるのだが父が戦死し小間使いに落とされてしまう。
正しい画角と正しい緑で上手に撮られた佳作。
確かに間違ってはいない映画なのだが、ひねりがない分退屈でもある。
今週の気づいた事:大人にはエッジが必要
美しい映像と少女の愛らしさに心が洗われる素敵なファンタジー
アルフォンソ・キュアロン監督(後に2回アカデミー監督賞受賞)による1995年公開の米映画。脚本はリチャード・ラグラヴェネーズ(マディソン群の橋の脚本)、エリザベス・チャンドラー、撮影がエマニュエル・ルベツキ。原作がバーネットの小公女、配給はワーナー。
出演は、リーゼル・マシューズ、リアル・カニンガム、エレノア・ブロン。
小公女ってこんな話だったんだ。
アルフォンソ・キュアロンの初期作品はやっぱり子供向けといったイメージ。これが『天国の口、終りの楽園』や『トゥモロー・ワールド』、『ゼロ・グラビティ』、そして『ROMA ローマ』を撮るにまで変遷するのですね。
主人公のセーラ(リーセル・マシューズ)の幼くも愛嬌を振りまく演技が実に魅力的で、話す内容は空想の物語ばかりなんだけど、これがまた引きずりこまれてしまう。インドに住んでいたこともあって、インド人中心だが、『アバター』みたいな真っ青な顔だとか、先見の明があったのかもしれない。そして、女校長ミス・ミンチンの嫌らしい独裁者然として態度、セーラの父の訃報を受け取った途端に態度が変貌するのも憎々しく描かれていた。
まぁ、世の中、すべて金だよの~
ファンなら必見
個人評価:3.4
キュアロンとルベツキの最強タッグ。
起承転結の味付けは薄味だが、それを補うに充分すぎるほど匠な2人なので、ファンなら必見であろう。
最後のセーラの父を呼ぶ叫びは、しっかりと涙を誘う名演ではあった。
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