リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)

解説

低予算B級映画の帝王ロジャー・コーマン監督が、他の映画で使用したセットを流用して2日間で撮りあげたというホラーコメディ。花屋で働く青年シーモアは、何をやっても失敗ばかりでクビの危機に陥ってしまう。そんなある日、シーモアはこれまで見たことのない奇妙な植物を手に入れて大事に育てはじめるが、その植物は人間の血肉を食べて成長する食人植物だった。無名時代のジャック・ニコルソンが、サディストの歯科医のもとを訪れるマゾヒストの患者役を怪演。

1960年製作/73分/アメリカ
原題または英題:The Little Shop of Horrors

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

3.5どんなB級クソ映画かと思いきや!?

2024年11月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

特撮、台詞はもちろんB級感満載なのだが(1人目の足首とか)、無駄なシーンも無く、観ていてノイズにのる所が無い。
終盤も盛り上げてきちんとオチが付いてる。面白い!
テンポ感は全てを解決する!
コーマン監督、恐れ入りました!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Duchamp

4.0星の数では語れないもの

2024年8月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

星いくつ付けたらいいかなってとても迷うと言うか、考えてしまった。作りとしては荒いけれども(なんせ3日で撮ったっていうじゃない)、ホラーの歓びみたいなものが凝縮されている点を評価して、結果的に星5にした。後にリメイクされたりミュージカルで舞台化されたり、そういうことをしたくなる気持ちがよくわかる作品。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ouosou

2.0何があるか分からないものですね

2024年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

単純

86年版を観るための予習として見ました。
ノリの合わないお笑いを見るのは辛いものですが、個人的にこの映画のお笑いのノリはダメでした。

特に花屋の店長、ヒロイン、主人公のお母さんのノリがキツかったです。

見所の一つである若かりし頃のジャック・ニコルソンは、昔からこういう何かに取り憑かれた役に縁があったんだなぁ〜て感じですかね。当時22、23くらいですか、若い。

物語の結末は86年版よりこちらの方が、ホラー映画的な因果応報があって好きです。この後、このオードリーJrはどうなったんですかね。

オリジナル版にはミュージカル要素皆無ですが、この後20年以上の時を経てミュージカル化し、ブロードウェイにまで進出するのですから何があるか分からないものです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
モアイ

4.0ジャックニコルソンが素晴らしい

2024年3月5日
PCから投稿

採点3.8
クラシックだが今みても良くできたホラーコメディ。
リメイク版は観たことあるのですが、オリジナルは初鑑賞になります。
パッとしない花屋の店員と、吸血植物の愛憎劇をコミカルに描いた作品。
因みにこの植物は日本人の庭師にもらったらしいです。
悪気はないのですが、とりあえず殺しすぎですね。
マゾの患者が素晴らしく、演ずるは若かりしジャックニコルソン。
その存在感はビルマーレイの比ではなかったです。
最後も真逆でブラックなオチが新鮮。
本当よく出来た作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
白波