リコシェ

劇場公開日:

解説

7年前刑務所に送り込んだ凶悪犯の執拗な復讐に立ち向かう元警官を描いたアクション映画。監督は「ハイランダー」のラッセル・マルケイ、製作は「ダイ・ハード2」のジョエル・シルヴァーとマイケル・レヴィ、エグゼクティヴ・プロデューサーはバリー・ジョセフソン、脚本はスティーヴン・E・デ・スーザ、原案はフレッド・デッカーと「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」のメノ・メイエス、撮影は「プレデター2」のピーター・レヴィ、音楽は「プラスティック・ナイトメア 仮面の情事」のアラン・シルヴェストリが担当。

1991年製作/アメリカ
原題または英題:Ricochet
配給:松竹富士
劇場公開日:1992年1月5日

ストーリー

1984年、ロサンゼルス。新米の警官ニック・スタイルズ(デンゼル・ワシントン)はパトロール中、ギャングの取引きに乱入して全員を射殺、金を横取りしようとしているアール・タルボット・ブレイク(ジョン・リスゴー)に遭遇する。そばにいた女性を人質に逃亡しようとするブレイクを、隠し持った拳銃で膝を撃ち抜き、その手下キム(ジョッシュ・エヴァンズ)とともに逮捕する。たまたまその様子を撮影していたホームビデオがニュースで流され、ニックは一躍ヒーローとなる。すぐに刑事巡査、さらには検事補にまで出世する。その間に結婚して2人の娘ももうけたニックは幸せの頂点にいた。しかし一方、ニックに逮捕されたブレイクは刑務所の中で、そんな彼への憎悪を募らせ、復讐の計画を立てていた。そして7年目にキムとともに脱獄、仲間を殺して自分が死んだように見せかける工作をする。ニックが自分にしたのと同じように、殺さずに彼の人生だけを破壊しようとするブレイクの執拗な復讐が始まった。まず、ニックの計画している青少年のための施設_ツイン・タワー_建設のためにチャリティで集められた資金が奪われ、協力者だった市会議員が自殺に見せかけて殺される。次にブレイク本人が現れてニックを誘拐、ドラッグ漬けにして釈放する、家の中にまで入り込んできて娘を危機にさらす、監禁中に撮ったニックと女性のスキャンダラスなビデオを放送する__。ニックはブレイクの存在を訴えるが、スキャンダルの渦中にいる彼を誰も信じようとせず、完全に失脚する。すべてはブレイクの思うツボだった。しかし唯一信頼してくれていた同僚が殺されるに及んでニックの怒りが爆発。精神に異常をきたし、ビルもろとも自爆したように見せかけたニックは、罠をしかけてブレイクをツイン・タワーに呼び出し、一対一の死闘の末、タワーからブレイクをつき落とすのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0【ricochet】…n.跳ね飛ぶ

2021年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

3.0若きデンゼルの超定番ハリウッド映画

2013年8月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

1991年 アメリカ

出演: デンゼル・ワシントン , ジョン・リスゴー 監督: ラッセル・マルケイ

カーニバルの晩。ロス市警の新米警官・ニックは、機転を利かせて凶悪犯・ブレイクを逮捕した。その模様がニュースで流されるや、ニックはマスコミからヒーローとして祭り上げられる。一方、獄中でそのニュースを見ていたブレイクは、自分を逮捕した若き刑事への憎悪を燃え上がらせていた。それから2年後、刑務所を脱走し、みずからの死を偽装したブレイクは、ニックに陰湿な復讐を始めるのだが…。
かつて刑務所に送った凶悪犯からの復讐に、真正面から立ち向かっていく刑事の姿を描いたアクション映画。アカデミー賞俳優として名高いデンゼル・ワシントンと、舞台でも活躍しているジョン・リスゴーを主演に迎え、脱獄した凶悪犯と出世した刑事の壮絶な戦いをスリリングに描き出していく。

もう18年も前の映画で、
1991年といえば、あのターミネーター2が公開された年

ともなればやはりデンゼルが若い。

顔は全く変わってない。

ただ筋肉ムキムキで細い。(細マッチョよりややマッチョ)

いつもは知的で頭脳的に戦うデンゼルが

今回は肉体的ハードボイルドな所が拝める。

内容的に的には・・・

観る前はサスペンスだと思っていたのに、

蓋を開けてみたらよくあるような

ポリスアクションだった。

ただつまらないことはないです。

ジョンの冷徹非常の鬼畜さ、

でもデンゼルに対してはすごい慎重、仲間は殺すけどデンゼルは殺さない。

そのせいで本人がかわいそうなめに。

頭からっぽ系な映画。

冒頭のバスケットのシーンでデンゼルが華麗なドリブルとダンクシュートを魅せてくれる。

もちろん本人がすべて演じてるからかっこよい。

最近の作品では観ることのできない

引き締まった体育会系デンゼルを堪能できる一本

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しんごりら