リヴァプールから 手紙

劇場公開日:

解説

ソ連の船員と愛しあったイギリス娘が、帰国した彼に会いたい一心でブレジネス書記長に手紙を書くというラヴ・ストーリー。製作はジャネット・ゴダード、監督はクリス・バーナード、脚本はフランク・クラーク、撮影はブルース・マッゴーワン、音楽はアラン・ギル、編集はレスリー・ウォーカーが担当。出演はピーター・ファース、アルフレッド・モリーナ、アレクサンドラ・ピッグほか。

1985年製作/イギリス
原題または英題:Letter to Brezhnev
配給:ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
劇場公開日:1986年11月1日

ストーリー

エレイン(アレクサンドラ・ピッグ)とテレサ(マージ・クラーク)は、リヴァプール郊外の街カークビーに住む仲良し二人組。テレサは鶏肉加工工場で働いているが、エレインは失業中だ。ある日、二人はダンス・ホールで二人のソ連の船員と知り合った。英語が全く喋れないセルゲイ(アルフレッド・モリーナ)と、少しだけ判るピーター(ピーター・ファース)。エレインとピーターはお互いに一目惚れし、二組はホテルで一晩過ごした。翌日、エレインはピーターを連れてリヴァプール観光に出かけ、お互いの気持ちは高まるばかり。だが、明日はピーターとセルゲイは出航する日だ。翌日、ピーターはエレインに金のロケットを贈って船に乗った。彼女はソ連に帰ったピーターに手紙を書いた。しかし、いくら待っても返事は来ない。検閲されているのだろうか。エレインは一大決心してブレジネフ書記長に手紙を書いた。「私は自分が愛した男に会いたいだけです。なぜそれが許されないのですか?」。思いもかけずソ連から返事が来た。しかも、モスクワへの航空券と招待状が同封されていた。彼女は有名になり新聞にもインタビューされるようになった。そんな時、外務省の役人に呼ばれて、ピーターと女性が仲むつまじく写っている写真を見せられた。心ゆれ動くエレインを励ましたのはテレサだった。「ロシアで恋を実らせる方が、リヴァプールで失業してるよりましだわ!」。エレインはモスクワ行きの飛行機に乗るのだった。

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