リーサル・ウェポン2 炎の約束のレビュー・感想・評価
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難しい謎解きなどいらない
大ヒットシリーズ第2弾には笑いの要素と恋愛が必要と感じたのか新キャラクターにジョー・ペシを起用し、メル・ギブソンには前作の‘前妻を忘れられない’とゆうキャラクター設定をあっさりと覆す役で観る者を唖然とさせ、しかも一気に解決させる荒業(笑)にでる。
しかも相変わらず謎解きは不要とばかりに犯人はあっさりと分かり(笑)名コンビの二人は幾多の困難にあっても犯人側からはトドメを刺されず(笑)反撃に転じるのだった。
今となっては当時のアパルトヘイト問題を幾ら作品に反映させても空々しく映るのが何とも虚しいばかりだ。
アクションが派手
1作目を見たのは随分前で、あんまり覚えていないのだが、メルギブソンが精神を病んでいる変なアクション映画だった印象がある。この作品でも海辺でトレーラーハウスに犬と暮らすような変わった人物だった。しかし美女をお持ち帰りで即セックスするような面もあった。
なんとなくテンポが悪くて見ていて飽きた。見せ場はとても激しく、特に崖の家を崩すところはすごかった。味方が死ぬだろと思った。そんなところもメルギブソンの自暴自棄な感じがうかがえた。
一作目より単純化された正義と悪を描く娯楽活劇
総合:75点
ストーリー: 65
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 65
差別はする、違法な金儲けはする、殺人もする。そんなわかりやすい悪の組織と、それを率いる悪の親玉を相手に、あまりに真正面切って対決するわかりやすい単純な物語。コンビを組んで時間が経過した分、一作目よりも主人公側の立場や性格がはっきりしていることによって、正義対悪の構造もはっきりとしている。コンドームやトイレやら移住やらの小さな笑いを含めながら活劇が展開されて楽しめる。メル・ギブソン演じるリッグスの悲しい過去が明かされたり、エイス・ワンダーのボーカルのパッツィ・ケンジットが濡れ場を見せてくれたりもするのもいい。
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