「Dance magic dance! デヴィッド・ボウイ出演のやさしいファンタジー」ラビリンス 魔王の迷宮 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Dance magic dance! デヴィッド・ボウイ出演のやさしいファンタジー
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デヴィッド・ボウイが稀代のミュージシャンである事は言うまでもありません。この映画が作られた頃はいわゆるロックンローラーな時期も通り越して「レッツ・ダンス」で再び人気を博していた頃でしょうか。当時のデヴィッド・ボウイがゴブリンの魔王役を楽しそうに演じています。
というか、この映画作った人はとても楽しかっただろうなっと思える作品への愛に溢れています。プロットは「オズの魔法使い」をそのまんまなぞりつつ、80年代ならではのパペットを使った演出になんとも言えない暖かみを感じます。いいなぁ、こういう映画って。
当時14才だったジェニファー・コネリーの演じるサラが、ゴブリンのホグル、臆病な怪物ルード、子犬に乗ったキツネ?の騎士ディデュモスと仲間を集め、拐われた弟がいる魔王の城を目指すという王道なファンタジー。
確かに子供向けなのですが、話もテンポ良く進み、喋る毛虫や岩がいたり、扉に道を教えてもらったり、頭がとれるファイヤーギャングや爆弾の球にゴブリンが入っていたりと色んなアイデアで観る人を楽しませてくれます。
近年のCGを使ったリアル系ファンタジーも大好きなのですが、たまにはこういうなごみ系ファンタジーも良い物だなと思いました。日々の生活に疲れている時に童心に戻れる作品。小さいお子さんと観るには特にお勧めです。
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