ラ・バンバのレビュー・感想・評価
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教訓 --- 嫌な予感があったらやめた方がいい
昔ならではの夢のある話ですね。
ギター弾いて唄って...現代じゃそれでメシが食えたりスターになったりするのは難しい。ダウンロード全盛で街にレコード屋さんが消えてしまったことを思うと、こんな時代に戻れないものかと考えちゃいます。
映画では、苦労していた母親が息子の才能が認められたことで心が晴れる姿が印象に残って進んでいった。まさに親孝行。反対に兄のいいかげんさが、この先「何かある」と想像つく分かりやすい展開なんだけど、この兄さん何か憎めない。根っからの悪でもないし、弟のパーティーとか複雑な気持ちながらも一応参加するから。
成功したからと言って家族全員が幸せになれるわけじゃない。やっぱり「それに比べて自分は...」そういうのってありますよね。
・星(スター)は空から落ちない →いいセリフだ
・星(スター)は大空が家 → 名言なのに何という皮肉な結果になってしまうのか
・同じ部分を何度も歌わすレコーディング風景は厳しさを感じた
→観ててイライラ。セルフプロデュースの方がいいんじゃない?と思ったりした。そんな時代じゃないけど。。。
・ブライアンセッツァーやロスロボスが出演してるシーンはやはり華があって見入ってしまった
・80年代の映画ですが画質良好です
・ブルーレイは出てないようですが、DVDでも20分以上のメイキングなど映像特典もあります
映画自体は凄く印象的な部分は無いのですが、青春映画として観れるので80年代好きはマストでしょう。
それにしても、苦手なことは絶対にしてはいけない。そんな教訓を感じてしまいました。映画では飛行機がそうですが、何か嫌なヨギリがあることは「考えすぎだよ」と言われても嫌われても空気が悪くなっても拒否した方がいい。まぁ飛行機に限らず気にしたらキリないんですが、嫌だと思った事はやらないことにします。
"音楽が死んだ日"
小学生の頃、母親に連れられて「ロボコップ」を観に行ったら、本作「ラ・バンバ」のポスターが貼られていた記憶を鮮明に憶えている。
中一の時に初めて本作を観る機会が、理由は当時どハマりで聴いていた"Stray Cats"のブライアン・セッツァーが出演していたから。
その時点で、リッチー・ヴァレンスもB・セッツァーが演じたエディ・コックランやバディ・ホリー、ましてや"Los Lobos"すら知らなかった。
辛うじて、ルー・ダイアモンド・フィリップスだけは「ヤングガン」でのチャベス役で顔は知っていた。
80年代アメリカの青春映画らしい、楽しいけれど単純明快で単調な作りではあるが、当時は飽きる程に観ていた作品。
なので、リッチー・ヴァレンスを思い出すとルー・ダイアモンド・フィリップスの顔が最初に、全然似ていない二人ではあるが!?
ロカビリー、オリジナルをさらっと知るには良い教材的な映画だと思う。と、個人的に。
伝記ものは何を見てもつまんない。
ハリウッドの伝記物の作り方がパターン化しすぎている。問題児を入れて、恋を入れて・・・って感じで。普通の映画にはどうしてもしたくないのかならないのか。いかにもストーリーだか実話だかをなぞっているだけって感じで退屈を通り過ぎて腹が立った。おまけに俳優陣が役不足だ。とくに兄貴役は。あそこにはもっとクラスの高い俳優をもってこないと。単なるウザいキャラになってしまう。
ストレートな映画
なんともシンプルでストレートにググって心に残る映画です。そもそもこの時代の映画にはひいきしてしまうが、ひいき無しでも名作ですね。1980年代の映画を今観る新鮮で人間の心情や感情がとても豊かに見える。カメラワークも観やすく当時を知らない世代でも楽しめる思う。
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