劇場公開日 1999年1月23日

「色物扱いだよね」ラッシュアワー Tetさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5色物扱いだよね

2021年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

香港時代のジャッキー映画世代。

ポリスストーリーぐらいまでは夢中に観てました。
でも作品の規模が大きくなるにつれ、ユーモアを交えた秀逸なアクションの魅力が薄れた感じがしてジャッキー離れ。

それ以降の配給とか製作とかよく知らんけど、ハリウッドと組んだっぽいジャッキー作品を久々に鑑賞。

内容演出共に結構舐められてますねー、アジア人。
しかも人種差別に敏感な筈の黒人に。

まぁ公開当時は問題無かったんでしょうけど、2021年現在に観ると、文化のギャップってだけでは笑えない。

ファーストクレジットこそジャッキーだけど、
メインは黒人俳優な感じで、
完全にアジアのアクションスターを色物扱い。

勿論ジャッキーが納得して出演して、パート3まで製作されてるとなれば戦略的に大成功なのでしょうけど‥。

ジャッキー映画お約束のエンディングのNGシーンはあったけど、まるでとって付けたようなリスペクト感。
だって、ほとんどが台詞のNGシーンだもん。

違う違う!そうじゃそうじゃない、でしょ⁉︎

ジャッキー映画のNGシーンは命懸けのアクションのNGシーンでしょ?

そんな感じ。

黒人刑事もただただお喋りで軽薄な印象で、
異文化交流バディ物としても凡庸でしたけどね。

やふたろう