「ビーチボーイズが好きってのが意外!」ラッシュアワー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ビーチボーイズが好きってのが意外!
手錠はめられたハンドルを付けたままの格闘シーンはすごかった!エンドロールで何度もNG出してるところからしても偶然のたまもの。料理店の2階という狭いシチュエーションも良かったし、拳銃を奪う早わざも見事。
香港カンフーとハリウッドのバディムービーを見事に融合させたという手腕もさることながら、『レッド・ブロンクス』以降、ジャッキー・チェンの名をアメリカ中に知らしめた作品なのだろう。クリス・タッカーのうざいほどの口技も加わり、凸凹コンビを確立。たまに見ると、やっぱり軽快で面白い。音楽ではラロ・シフリンによりカンフー映画っぽさを醸し出し、エドウィン・スターの「WAR」がノリノリだった。
脇では爆弾処理班のジョンソン(エリザベス・ペーニャ)もいいし、序盤での爆弾売人クライブがクリス・ペンだったということも嬉しい。ペンは2006年に亡くなり、ペーニャは2014年に亡くなった。
コメントする