シュワルツェネッガー ラスト・アクション・ヒーローのレビュー・感想・評価

公開は1993年らしいけど1980年代っぽい懐かしい良い映画。
内容はだいたいいつも通りのシュワちゃん映画。
シュワちゃんヒーローで悪役と派手にドンパチ。
ただ終盤シュワちゃんが現代に出てきてからの展開は斬新であまり先が読めなくて楽しめた。
今回も色々お馬鹿ポイントあったな〜。
特筆すべきは少年が急にクレーン車を操作できること。
しかも完璧な操作で落下するシュワちゃんを救う。
ベテラン職人並みの技術をもってるクレーン技師少年。
救急車の運転も朝飯前。
なんだかんだでハッピーエンドで終わってくれるからこっちも気分良く見終われるし、シュワちゃんやっぱスターだなって感じた。

これバカにしてたけど傑作じゃん？！

コメディであり少年とシュワちゃんとのバディ映画である。

ストーリーの舞台が往き来するところなんかは、バック・トゥ・ザ・フューチャーを思い出さなくもない。非常に楽しめる内容。
スタローン主演のターミネーターとか小ネタもアホらしくて良い。シリーズ化しても十分いけそうだが。大当たりまではいかなかったんでしょうか。

マクティアナン監督らしい、派手なアクション満載の作品。

映画の世界に入り込むってコトで、映画の中では当たり前だけど、現実の世界ではありえないみたいな、映画ネタを元にした遊び心も満載。
映画好きなら楽しめるコト間違いナシって感じです(^^)b

ただ、ストーリーがもうひとつなんだよなぁ～

とりあえず、カメオ出演もたくさんあるので、その辺もお楽しみポイントですね～(^^)b

ニューヨークのさびれた映画館に入り浸るアクション映画ファンの母子家庭の少年ダニー。ある日、映写技師の老人から光り輝く映画チケットを貰い、ひとり映画を観ていた。そして不思議なことが・・アクション映画の世界に入り込んだダニーはロス市警の刑事(シュワルツェネッガー)とギャング団の闘いに巻き込まれていく。映画のストーリーを知っているダニーの取った行動は！？・・

この作品は何度も観たけど、何度観ても、アクション映画が好きで良かったと再確認させられるというか、初心に戻れるというか。ホントに大好きな映画です。
適度にちりばめられたハードロックなBGMも心地よい。特に、劇中劇ジャックスレーターⅣのオープニング！メガデスのAngry Againにトリハダです！

面白いセリフがたくさんあって思わず笑ってしまう。

映画の世界と現実の世界を組み合わせた斬新な映画。この作品自体も映画だから最後はハッピーエンド！

アクション、スタントが大げさにしすぎておもしろくない。不死身のアーノルド・シュワルツネッガーが堪能できる。映画と現実を上手く融合させたと思う。

正直あまり期待せずに見たのですが面白かったです！まず映画の中に入ってしまう斬新的なアイデアが良かったと思います。
コミカルなシーンも結構あり笑ってしまいましたww
映画ファンとしては嬉しいターミネーターが出てしたり決めゼリフを言ってくれたりサービスがとても良かったと思います(^^♪

映画好きにはたまらない一本でした。
様々なハリウッド・スターたちが本人役で出演しているところも素晴らしいです。
映画の世界と現実の世界を行き来するという斬新な脚本も見どころの一つです！

総合60点 （ ストーリー：55点｜キャスト：65点｜演出：65点｜ビジュアル：70点｜音楽：65点 ）

　犯罪者に対してただひたすら暴虐無人に暴れまくる刑事が登場するB級ぽい映画の主人公の出る作品と、映画大好きな少年のいる現実世界がつながってしまうという奇譚。それまでのシュワちゃんの活劇作品や今回の題名と異なり、どことなく活劇部分もあっさりとしていて子供向け。緊張感がないというか安心感がある喜劇的な印象の残る演出になっている。本格的な活劇というよりも少年の夢見る世界の話として観たほうがよい。

序盤の映画の世界では主人公たちがまるで映画のように無茶苦茶に暴れまくる。
中盤からは現実世界に戻るが、ここで映画と現実の世界との差別化が上手く表現できているのは感心。

またスタローンのターミネーターやシュワが役だけではなく本人役としても出演するなど見どころも多い。