「楽しく哀しく幸せで怖くて温かく切ない」ライフ・イズ・ビューティフル ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しく哀しく幸せで怖くて温かく切ない
良い映画でした。
それ以上に付け加える言葉はないです。
と書きつつ、少し付け加えたくなっちゃうのだけれど、日本ではあまり知られていない1943年7月のムッソリーニ政権崩壊後のナチスドイツによりイタリア北部の過酷な占領統治を描いています。
舞台はイタリアのトスカーナ地方。
主人公の底が抜けた剽軽さと無償の愛が、何かを思い出させると考えていたのだけれど、チャップリン映画のチャーリーでした。
チャップリンも「独裁者」の中で、ユダヤ人迫害を風刺していましたね。
楽しく哀しく幸せで怖くて温かく切ないものが、混じりあっている良い映画です。
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