「邦題をつけた人は天才」欲望の翼 だるちゃさんの映画レビュー(感想・評価)
邦題をつけた人は天才
公開後にリリースされたレンタルビデオ(DVDではなくVHS)で鑑賞して以来、また観たいと思いつつも、レンタルビデオのラインナップになく、そのままになっていました。
冒頭のキザなセリフから、全体を通して昔のネガフィルムの様にグリーン掛かった映像まで、ものすごく印象に残っていましたが、ストーリーがどうなったのかは頭から飛んでしまっていました。
今回たまたまamazonプライムを見ていたら、ラインナップに追加されていたので、数十年振りの再観賞となりました。
それぞれの登場人物がそれぞれに悩みを抱えながらすれ違っていくストーリーには、改めて感銘を受けました。
それに加えて、欲望の翼という邦題をつけた人は天才だと思います。現代の阿飛正傳というのは意味が判らないのは当然として、英題のDays of Being Wildというのもごく普通な感じで、それのどこからこの邦題を思いついたのは奇跡だと思います。
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