夕陽のガンマンのレビュー・感想・評価
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よかった
BSで録画していたののを見ようとしたらひどいブロックノイズでDVDレンタルで見た。
リー・バン・クリーフの薄情そうな顔が怖い。敵より悪者に見える。むしろ敵のメキシコ人は人が良さそうで正直者に見えた。イーストウッドの役名が「マンコ」に聞こえた。
マカロニウエスタン、ドル箱三部作の2作目
出来としての評価
キックアス繋がりで見た作品だが、おもしろかった。
ぶっちゃけ、テンポは悪く、ちょっとした退屈さはある。
しかし、もしかしたら昔はテンポ自体はあまり重要視されなかったかなと感じる。
だって、テンポが悪かろうが、おもしろいと感じることには違いないから。
それに、出来としても良く、賞金稼ぎ同士の友情なんか丁寧に描かれている。
銃撃シーンも命中率が高くてほぼ絶対に当たるから爽快だし、2人の役者もカッコ良くてなんとも痺れる。
悪役の非道さの描き方もしっかりしていて、ちょっとしたカタルシスがある。
キックアスに流れたあの名曲も実に使い方が良くてノリノリでした(笑)
とりあえず退屈さは感じてしまうかもですが、名作の名の通り、おもしろい作品ではあるので未見の方はオススメです。
賞金稼ぎの名無しはカッコイイ
間延びしている場面が多かった
主役のイーストウッドさんと準主役の俳優さんが、かっこいい!
この映画は、男臭い映画です。(女の人も楽しめます)冒頭からさいごまで、西部劇のよさが、存分に演出されています。
少し、荒野の用心棒に似たシーンは、あるけれど、荒野の用心棒と同等に面白いです。
この作品の良いところは、主役のイーストウッドさんと準主役の俳優さんをうまく組み合わせ、協力して、賞金首をやっつけるところは、最高でした。最後のあの意味深なシーンでは、『おお!!』とおもいました。とにかく、この作品は、西部劇の良さを充分に演出されています。
どうでもいいことですが、この作品のあと、ロードショーされた、『続、夕陽のガンマン』は、スタッフ、キャスト同じですが、この作品の続編では、ないらしいです。
西部劇では隙は命取り
アメリカではスパゲティ・ウエスタンというそうです
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
思い切って女を登場させずに、癖のある賞金稼ぎ二人に悪役一人の動きに焦点を当てたのはわかりやすい話になったと思う。イーストウッドも良かったが、リー・バン・クリーフ演じる大佐がそれを食うほど目立っていた。ところどころ臭い演出もあるが、古い西部劇なのでそんなものだろう。冒頭で半分髭を剃られたまま撃たれてしまったり、最後の賞金を勘定するのは面白い。
もう数ドルのために
腕利きの賞金稼ぎ、名無しの男と黒ずくめの男。時に協力し出し抜きながら、凶悪強盗団リーダー、インディオを狙う。
「荒野の用心棒」に続くセルジオ・レオーネ×クリント・イーストウッドによるマカロニ・ウエスタン。
イーストウッドもさる事ながら、今回はリー・ヴァン・クリーフ演じる黒ずくめの男=ダグラス大佐が印象を残す。
イーストウッド演じる名無しの男が武骨で男臭いのならば、ダグラス大佐はとことんニヒルでクール。
二人が互いの帽子を撃って挑発し合う初対面シーンはゾクゾク。
同じ獲物を狙うライバルでありながら認め合っている“敵ながら天晴れ!”の関係は日本人には堪らないハズ。
そんな二人に狙われるジャン・マリア・ヴォロンテ演じるインディオ。
ダグラスとインディオにはある因縁があり、二人が対峙するラストは最高のハイライト。
正直、「荒野の用心棒」や「続・夕陽のガンマン」ほど印象に残ってなかったが、改めて見ると、面白さ再認識。
「荒野の用心棒」がマカロニ・ウエスタンの面白さを知らしめた作品なら、自由に伸び伸びと作った本作は、マカロニ・ウエスタンの礎を築いた作品と言えよう。
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