ユージュアル・サスペクツのレビュー・感想・評価
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サスペンス映画の名作。
リバイバル上映で映画館で見ました。
DVDで何度も何度も見たこの作品を、映画館で見られたことを本当に嬉しく思います。
この作品があったから今の映画好きの私がいる、そう思えるくらいいい映画です。
予算もかかってないし過度な演出もなく、淡々と進みますが
ラストシーンに近づくにつれ緊張感が高まります。
名優、ケビン・スペイシーの演技力は必見。
世界貿易センタービルのツインタワーも映し出されており、時代を感じさせる作品ですが
この映画なしではサスペンス物は語れません。
感興できず
わたしも世間も(たとえば)東京物語が傑作なのは知っている。でも東京物語が退屈で寝てしまった──などと言うひとはいる。でもそれって東京物語のせいじゃない。あなたが言う「退屈」とは古典的名作が現代人の刺激を満たさないということであって、あいてが東京物語ならば(あるいは絶対的な世評に支えられた古典的名作ならば)「退屈」はあなたのリテラシーの足りなさのせいだ──と個人的には思う。
もちろん大前提として映画は誰がどう見ようと勝手。でもわたしはIMDBやrotten tomatoesなどポピュラリティのあるレビューと、じぶんの評を比較する。なぜそうするのか──というと、じぶんの評と世評との間隔を知りたいから。それがおおむね同じならば、ほっとするし、いちじるしい開きがあるならならば、じぶんが気づくことができなかった面白みを知りたい──と思う。
なんかつまんない見方するんですねえ。はい。小市民なので。(過疎レビュアーなのでじぶんでじぶんにツッこみをいれました。)
(ちなみに日本のレビューサイトの評は事実上その比較の参考になりません。)
本作The Usual Suspects(1995)を憶えているのは、面白さがわからなかったから。
いっぱんにThe Usual Suspectsは傑作と見なされていてIMDBは8.5(!)。rottenでも88%と96%。だけどわたしはかつて見たときも、見直したときも、やっぱりわからなかった。
ただし、じぶんはわからないけれど、この映画が、魅力を持っていることは(なんとなく客観的には)わかる。こういう言い方は卑怯かもしれないがThe Usual Suspectsが世間的に傑作と見なされていることは(なんとなく)わかる。
しかし、もやもやする。
わたしが面白くなかった(じぶんでじぶんの)分析として、ブライアンシンガーのユージュアルサスペクツといえば、あまたのクライム映画に影響を与えたので、その回想を主軸とする語り口が──その後の亜種をたくさん見たせいで、むしろ常套に感じられてしまった。──とは、考えた。
が、わたしは(公開当時リアルタイムではなかったが)90年代にはThe Usual Suspectsを見ている。初見のときさえ「おや、わりと普通だな」と思った明瞭な記憶をもっている。もしTheUsualSuspects(1995)がタランティーノのReservoirDogs(1992)より前だったら、飲めたかもしれない。ReservoirDogsはメタ構造をもった新しいクライム映画だった。でもTheUsualSuspectsは、(いうなれば)ふつうのノワール──複雑な筋書きと、意外な結末を持っているとはいえ──(ハンフリーボガードが出てくるような)古典的ノワールの構造をしていた。──のである。
画が殺伐としていた。から、とも言えない。たとえば北野武のアウトレイジは画もやることも殺伐としまくりだったが、なんか艶っぽかった。けっきょく、じぶんの持っているチャンネルと映画の持っているチャンネルの違い、みたいな。──わかったようでわかってない、ような分析しかできない。こんなんじゃ人様のことは言えないよね。
このユージュアルサスペクツにたいするわからなさはガイリッチーにたいするわからなさに(ものすごく)似ている。
映画好き人間を自称するばあいガイリッチーを好きだを言いたいところ──だが、わたしは(ジェントルメンもキャッシュトラックも未見だが)ざんねんながら食指があまり動かず。
(もちろんガイリッチーは優れた映画監督です。が、ロックストックやスナッチが異様に崇められる現象にスノビズムを感じる──という話。)
(男としちゃ男っぽいガイリッチーを好きだって言っておくと箔がつく。頭空っぽの映画評論家がこぞってガイリッチーを称揚してるのは、そういう理由です。)
もうひとつの分析としてケヴィンスペイシーが役者格的にけちな詐欺師なだけのはずがない──という思惑によって、なんとなく意外性が削がれた。ってことはある。役者格からしてスティーヴンボールドウィンが浮上するはずがない──そのように選っていけば、あながち読めない話でもない。これは映画を見慣れていることの弊害ともいえる。ここに出てくる俳優がみんな初見ならば──誰がゆうめいで誰がそうでもないか──がわかっていなければ、先が読めない──からだ。
最後の分析は、リテラシー負けを認めるものだが「過大評価されているのでは」ということ。どんでん返し部分を除けば、鈍い演出だった。──と個人的には感じています。いずれにしろThe Usual Suspectsに関してはわたしのリテラシー負けです。
17位/443 2021.05.20現在
ケビンスペイシーが
素晴らしすぎる映画!
セブンも素晴らしかったけど。
頭の良い方達は
展開が読めた!とか
オチが予想出来るって言うけど
自分は、バカだから
まんまと騙される!
でも、バカで良かったと思う。
まんまと騙された方が面白いし
良い映画で難しければ
もう一度観ればいいし。
面白いことは間違い無かったけど
10年程は観てないので
細かい感想は、書けません。
でも、死ぬまでには
もう一度観るはずの映画。
以下、
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてください
(RG風)
ユージュアルサスペクツのあるある言いたい♫
ユージュアルサスペクツのあるある早く言いたい♬
ユージュアルサスペクツのあるある今から言うよ♪
サスペクツって言う時
噛まないようにゆっくり言いがち♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→25歳位
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→自宅DVD
鑑賞回数→2回
記憶度→30%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→17位
洋画部門→14位
タイトル噛みそうな映画→1位
ある意味王道クライムサスペンス映画
一生に一度しか楽しめない映画
【”カイザー・ソゼ”とは、何者か? 一度目に見て、一部? 二度目に観ると全て!!な作品。】
◆冒頭、ー カリフォルニア サンペドロ州 昨夜 ー と言う、テロップが流れる。
・そして、舞台は6週間前、ニューヨークの警察に飛ぶ。
集められた5人の”ユージュアル・サスペクツ”
・ディーン・キートン(ガブリエル・バーン:最近、観ないなあ)
・ヴァーバル・キント(ケヴィン・スペイシー:ホモセクシュアルっぽいなあ、と思っていたら・・)
・マクマナス(スティーブン・ボールドウィン:作品に恵まれず、今では、弟が、大活躍・・)
・ホックニー(ケヴィン・ポラック:余り知らない・・。)
・フェンスター(ベニチオ・デルトロ:凄く若いなあ・・。苦労したのかなあ・・。)
<ココから、繋がりを持った5人の”ユージュアル・サスペクツ”達と、関税局捜査官クイヤンが、”カイザー・ソゼ”の、巧妙に仕組んだ罠に嵌って行く様が、面白き作品。
けれど、作品の作りとして”それ、アリなの?”とも思ったなあ。
キントのように、”頭の弱い”私には、”詳細部分確認:利き腕とかね・・”のため、2度の鑑賞が必要だった作品でもある。>
消えていったのさ
Check inランキング1位になっていたので鑑賞。
久々の海外映画ですよ〜。レビューをチョロっと見たら「騙し」という私の大好きな言葉があったので、これは見るしかないと思い速攻でAmazonプライムビデオ見たらありましたよ。良かった良かった
あ、これから見る方はあまりレビューを見ないように。
出来るだけ無知の状態で見ましょう。
スゴすぎるゼ!!!
ラスト10分に全てが詰まっていて、身震いがした。
見事に騙されちゃいましたよ。
主人公は銃器強盗事件の面通しで集められた5人の前科者。5人はとある犯罪計画を企むが...
ずっと「?」が頭の上でフラフラしていたが、
ラストシーンで「!?」変わった。
ちょいと難しいかな。
まず映像として美しい。
おどろおどろしい音楽とともにスタートしていくのが、
観客の心を掴むバッチグーな策略。たまらん
そして5人全員の気持ちが分かる。
逃げ出したくなるし、疑いたくなるし、人間臭くて5人とも好き。アメリカだからかしらんが、fuck連発。
始まりは終わりから
このパターンありがちだが好きです。
終盤になるにつれて、始まりがどういう事だったのかと気になってしょうがない。ドキドキ
こっちから見たらそうだけど、
あっちから見たらまた別物だよ。
撮り方が上手すぎて騙されちゃう。
ひとつ言うならば、最後までの話。
じゃあどういう事だったの?って考えさせるのはいいと思うが、それがあまりにも多い。
テンポも素晴らしいとは言えないので、より深めるためにラストシーンを早めに持ってきたら良かったんじゃないかな。
瞬き出来なくなるほど驚く展開。
騙し合いではないが、単発の騙しのデカさがすごい。
最高級のサスペンスミステリー映画でした。
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