「素直に騙される楽しみ」ユージュアル・サスペクツ sow_miyaさんの映画レビュー(感想・評価)
素直に騙される楽しみ
こういった映画は、何を語ってもネタバレにつながってしまいそうなので、ネタバレなしのレビューは難しい。
あえて言うとすれば、「色々と考えずに、素直に騙された方が楽しい」ということですかね…。
全く違ったジャンルの話で恐縮だが、例えばフィギュアスケートのジャンプとか、体操の技とか、10年20年で格段に難しくなって、当時10点満点が出た演技も、今では点数がつかないのと同じように、当時はアカデミー脚本賞を受賞した今作も、自分が様々なものに触れ過ぎてしまって、そこまで驚きがなかったのは、なんか違和感を感じると、ついつい考察グセが出てしまうこちらの構え方のせいだったのだろう。
詳しい人からすると、全然違うよと怒られるのかもしれないけれど、自分は昔懐かしい「刑事コロンボ」と似た味わいを感じて、ちょっと懐かしい思いがした。
それにしても「カイザー・ソゼ」って、国籍もよくつかめない、訳の分からない不気味さが出ているいいネーミングだなぁと思った。
<追記>
無知って恐ろしい…。この脚本家、ミッション:インポッシブルの脚本・監督だったとは…。大変失礼しました。
まぁ、でも「素直に騙される楽しみ」っていうのは、ミッション:インポッシブルのシリーズでもまさにその通りなので、改めてその思いを強くしました。
デッドレコニングPART2は、どんな仕上がりになるのでしょうか。
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