ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディのレビュー・感想・評価
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全米全土をズボンに詰めたような男
第一次世界大戦前に大人気だったジョージ・M・コーハンの伝記映画 彼は『ミュージカルコメディの父』と呼ばれているらしいが 映画の中ではフェイ・テンプルトンのマネージャーが (スポンサー?) 「全米全土をズボンに詰めたような男」と呼んでいた コーハンは脚が硬いダンススタイルだったらしく 同じアイルランド系でボードビル出身の キャグニーの頑張りが感じられた そしてこの映画は彼の最高傑作とも言われている 同じ頃のアメリカの左翼を描いた「レッズ」を観ていて 当時を知る人が彼のメロディーがすごく流行っていた、と 歌ってくれていたので 観てみた (レッズの方は「インターナショナル」で盛り上がる) 愛国的な映画で 製作同時期に起きた真珠湾攻撃による熱い思い みたいなものも感じられるし キャグニーが共産主義者と疑われ、批判されたのもあって 準プロデューサーの弟の愛国的映画製作への決意らしきものも、うかがえるような出来
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ドゥードゥルの意味はいたずら書き
2023年10月13日 映画 #ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ (1942年)鑑賞 ブロードウェイの父と呼ばれ、愛国的な歌や『オーヴァー・ゼア』のような軍歌も作曲した興行師 #ジョージ・M・コーハン の伝記映画 当初、#フレッド・アステア に打診されたが断られ、#ジェームズ・キャグニー が主演へと
タイトルなし
出だしはちょっとタルさを感じるものの、あとは息をもつかせぬ怒涛の歌とタップ。国威発揚という背景はあるのだろうが、それよりも、ヨーロッパに対するアメリカの人たちの愛と屈折というかアンビバレンツや、アイルランド系の人のイングランドへの複雑な思いを感じさせるところがあった。
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