山猫は眠らないのレビュー・感想・評価
全5件を表示
緊張の連続
スナイパーの緊張と冷静な予測による行動、はなるほどと思わせる。ジャングルの撮影も悪くない。ただ、若いエリートが錯乱と覚醒が良く分からなかった。プロセスなくいきなりだし、少なくとも2人だけなのに大切なバディを狙うというのはダメでしょ。
『タイタニック』のビリー・ゼイン
若いリチャード・ミラー(ゼイン)の方が上官に当たる。なにしろエリート軍人でオリンピックの射撃で銀メダルを獲ったという射撃の名手。しかし、パナマ米軍駐屯地にやってくるヘリでは反乱軍の銃撃に対し撃ち返すことができなかった・・・
one shot ,one kill 一発必中じゃなければならないというベケットの教えに忠実にはなれないミラー。目的地に着くまで何度も失敗をする。麻薬王とアルバレス将軍が出会う農場に到着し、朝までじっくり待つ2人。朝方、隠れ方が下手なミラーは護衛の一人に見つかり狙われてしまうが、そこへベケットが助けに入る。おかげでミラーが麻薬王を撃つものの、ベケットが撃つはずだったアルバレスを撃てなかった。すぐさま逃げる2人だったが、仲たがい。なんだかわけわからなくなったぞ!
ベケットは捕まり拷問。そこへすっかり成長したミラーが助けに入り、アルバレスもナイフで殺す。めでたしめでたしじゃ面白くない。元々他国に干渉しようとした米軍の作戦。アメリカの推す現政権を守るために仕組んだことなんだから、面白いわけがない。まぁ、狙撃者なんてのは思想など持たず、単に仕事をこなすだけなんから、その渋さだけは認めるのだが・・・
緊張感のあるストーリー
スナイパーの緊張感のあるストーリーに興奮しました。 しかし、 終盤からは、 味方同士で攻撃し合うなど、 不自然な流れになっていきました。 実際、 本物のスナイパーの仕事というものは非常に地味で単調です。 それを盛り上げるための演出なのでしょうが、 不必要だと感じました。
全5件を表示