劇場公開日 1971年12月4日

「私達は何故、平和と悲劇を繰り返すのか」屋根の上のバイオリン弾き ひろちさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0私達は何故、平和と悲劇を繰り返すのか

2017年10月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

衣食住がなくては、お金がなくては、仕事がなくては、生きられない。その前に思想家となり思想を信じなければならない。私達は紛れもなく資本主義、自由主義、平和主義の権化で、否定するならこの国で現代という時代を生きてはいない。そして、思想は現代の悲劇の原因である。陽は昇り、沈み、繰り返す。それは自然ではなく今や悲劇と平和の比喩に思える。

ひろち