「文句なしにチャプリンの代表作」モダン・タイムス あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
文句なしにチャプリンの代表作
ドタバタ喜劇、ちょいとホロリ
くどい位のギャグの連発と繰り返し
どた靴、山高帽、小さすぎるモーニング、ステッキ、ちょび髭、ピエロ風のメイク
このイメージがチャプリンです
そしてサイレント映画
それなら本作を観て間違いなしです
但し、本作は実はトーキーです
わざと擬似的サイレント映画として撮っているのです
上手な映画には台詞はいらないということを、チャプリンが実際に示しているのだとおもいます
おじさま!という少女の声が聞こえてきそうです
台詞までも何を話しているか分かるのです
冒頭の地下鉄から工場に向かう労働者の人波
社畜という言葉がまさにこれです
本作はそのようなメッセージも発しています
ただの工事用の赤旗を拾っただけの事が、共産主義活動の主謀者とされてしまい大騒動になるシーンなども含め、後年米国から追放される原因となるシーンの数々も観る事ができます
米国では共産主義活動は非合法だったのです
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