メンフィス・ベルのレビュー・感想・評価
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地獄
戦場では何が起こるかわからない。
特に、空中戦というものは難しくて、素早い。
10人の男達が飛行機に乗って、爆弾を敵にぶちまけて、基地に帰る。
ただそれだけ。その途中でいろんなアクシデントが発生する。そんな映画。
息をつく間もないアクシデントが荒波のように襲ってくる。
操縦席でトマトスープが爆発したり、新兵の乗ったB-17が真っ二つになったりする。
ナチスドイツの高射砲が撃ちまくってくる。戦闘機が突っ込んでくる。
激しすぎる攻撃に耐えられない、12,731機も造られた、エンジンを四つも付けた「空の要塞」があっけなく落ちていく。爆発する。
そのたびに周りの仲間は戦慄する。真っ青になる。
悲しんでいる感情が出る間もなく、BF109が突撃してくる。
銃座が撃ちまくる。当たっているのかは全く解らない。
漸く爆撃目標に達したB-17は爆弾をばらまく。
機体の周りは対空砲火で真っ黒だ。爆弾投下。目標撃破。
反転してイギリスへ。
またBF109が襲ってくる。被弾してエンジンが炎上しだす。
急降下して消火だ。機体の限界に迫る。オーバースピード!
何とか消して、コンバットボックスに復帰する。
イギリスの飛行場に辿り着くも、ギアが出ない!
手動で無理矢理繰り出す!着陸成功!
「メンフィス・ベル」が空を飛んでいる時間は、凄まじい緊張感が支配する。
単純明快でずっとハラハラさせられる名作。
B-17の実機使えるのはずるいよなぁ
目標達成に向けて必死に行動する姿が尊く思えた
『ボーイズ・ライフ』のマイケル・ケイトン=ジョーンズ監督の映画ということで興味を持ち鑑賞。
撮影技術や予算の都合もあるだろうが、戦闘部分は爆撃機内からの機銃掃射がメインなのもあり躍動感に欠ける。だが、今作が描きたいのは、チームで力を合わせて困難な任務に立ち向かう若者達の勇姿そのものなのだろう。
生還できる保障も無い任務に毎回身を投じ、仲間の負傷や爆撃機の故障といったトラブルに、熟慮する暇も無く即断を下さねばならない。戦争の是非はともかく、チームで目標達成に向けて必死に行動し、困難を乗り越える姿そのものが尊いのだと思わされる映画だった。ラストの「国籍問わず、空の戦いに身をささげた全ての若者にこの映画を贈る」との分け隔てない賛辞に、自分も共感した。
3機のB17実機を使った航空機映画
マシュー・モディーン主演。
実在の機体をモデルにした英米合作映画。
【ストーリー】
1943年、イギリス米軍基地に、ドイツへの戦略爆撃を行う部隊が配属されていた。
苛烈な欧州戦線に多数投入された通称"空飛ぶ要塞"B17爆撃機をかかえた、第8爆撃コマンド。
二十五回の任務を終えれば退役できる長期ミッションを、まだ達成した機体はなかった。
二十四回めの任務を終えた、被弾した事すらない幸運の機体"メンフィス・ベル"のクルーたちに、ドキュメンタリー映画のスタッフが戦意高揚作品の撮影を持ちかける。
「これが終われば、俺たちは英雄になれる」
浮きたつ十人のクルー。
だが、「牛乳配達(ミルクラン)」と呼ばれた偵察任務の予定だった最後の飛行は、その直前、急遽ドイツ戦線後方ブレーメンの軍事工場への爆撃に切り替えられてしまう。
基地での最後の待機。
十代〜二十代のクルーたちは、不安の中パーティで飲んだくれたり、歌ったり、詩を書いてすごす。
任務当日、新人たちを任され、フォーメーションの最後尾に配置されたメンフィス・ベル。
対空砲火に次々と落とされる味方機、雲霞のごとくまとわりつく敵機。
後方に位置していたメンフィス・ベルだが、先導機が被弾し、部隊を率いるリーダーとして、もっとも危険な先頭につく。
ついに目標上空にたどり着くが、天候が悪くターゲットへの爆撃は困難をきわめる。
撮影時に現存した三機のB17をすべて投入して撮った、記録としても価値がある映画です。
ターボチャージャーつきで、運用当時気密も与圧もない(空気うすいのに遮蔽ほったらかしの)航空機では行動することすらむずかしい高度を、長時間飛行できる性能を得ました。
ゆーて映画でも、高射砲での対空砲火は届くし、短時間なら戦闘機も格闘ふっかけててくるしで、この空飛ぶ要塞、言うほどヨーロッパお空の番長ではなかったんですね。
損耗率80%近いし。
「こんなアホな戦意高揚映画には出てやらん!」と青春オシャレF14トムキャット映画『トップガン』への出演を蹴ったマシュー・モディーンが、こちらの機体バチボコB17フライング・フォートレスには乗っちゃったという話も。
ストーリー自体は、B17戦略爆撃機での事故やエピソードを寄せ集めてつくったもので、ほぼほぼフィクションだそうです。
二十五回めの任務後も、普通に軍にはスルーされて、なーんもなかったとか。
この映画、サントラもいいんですよね。
中でもダニーボーイって曲、アイルランド系のお葬式なんかでよく歌われるそうで、アメリカ映画でもそんなシーンが散見されます。
部活の友だちと連れだってこの映画見にいったんですけど、あのメンツでカラオケ行ったらだいたいダニーボーイ歌ってたなあ。けっこうカンタンに歌えるんですよ、この曲。歌詞もカンタンで。
あとアメリカ人、本当にイェイツの詩が好きだなーって思いました。
アメリカ文学や映画でも、よく引用される、ウィリアム・バトラー・イェイツって文学者なんですけどね。
詩集は読んだこともない無学の自分ですが、なぜかこの人の『ケルトの薄明』『ケルト幻想物語』ってケルト神話の物語や評伝集持ってて、後から「ずっと昔に買ったこの本イェイツじゃん!」っておどろいたり。
第二次世界大戦欧州戦線を舞台にした、若者たちの命がけの青春映画。
搭乗員十人と、ちょっとキャラ多いんですが、B17実機での撮影は迫力ありますし、P51マスタングやドイツのメッサーシュミット(スペイン製)も本物が出てくるしお得ですよ。そんな価値観あるんだね。
おいしい缶詰めが手に入った一人の夜に、スモーキーなスコッチでもじんわり味わいながらどうぞ。
すべては偉大なるリーダーのおかげ
複雑な思いを胸に飛ぶ
B-17F爆撃機メンフィス・ベルに搭乗する10名の若者達の姿が切ない。
司令官クレイグを演じたデヴィッド・ストラザーンが渋い演技で魅せる。
飛行中の爆撃機内の緊迫した映像がリアルで、無事帰還するという事がどんなに厳しく難しい事かを痛感させられる。
名曲と共に映るラストの帰還シーンが沁みた。
-20万の航空兵の命が失われた
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
『国際紛争解決には別の方法があるはず』
戦死者の遺族の手紙を読む場面で、遺族の手紙の中に『国際紛争解決には別の方法があるはず』と言って『無事の帰還を祈る』と続く。
さて、それが戦争を終わらせる唯一の方法だと思う。しかし、『ナチスドイツの侵略戦争なのだから、仕方ない』と考えるのが歴史的な正解なのだが、それでも、しかし『戦争を終わらせる』には『攻撃しない』って事だと思う。
この映画はプロパガンダ映画だと思うが、遺族の言葉を入れた所だけを評価する。
軍事工場ピンポイント爆撃の描写はその後の無差別爆撃への懺悔と信じたい…
この手の群像劇で
私にとっていつも問題になるのが、
冒頭で懇切丁寧に
説明されているにも係わらず、
各登場人物の区別に苦労してしまうことだ。
それがクリアー出来ていれば、
より楽しめたのではないかとの思いが
今回も頭を擡げた。
しかし、そんなことを割り引いたとしても
良く出来た作品に思えた。
潜水艦ものでは、結果的に艦の構造を詳細に
説明したかのような映画は数多くあるが、
この作品のように、
爆撃機の見事な飛行シーンの映像と共に、
爆撃機の構造やその運用のシステムを
事細かく描いた映画は
殆ど無かったのではないだろうか。
戦闘の各場面に対応して、
パラシュートや安全索の装着や
防弾ジャケットを身に付ける
リアリティ感には感服するばかりだった。
そして、この作品では何人かの
軍人による戦争感が描かれた。
宣伝大佐は、
明日をも知れぬ命への想いに浸る隊員に
寄り添えない人物として描かれ、
彼が遺族の手紙を読まされる場面での
実写フィルムの挿入が
戦争の悲惨さを一番伝えていたようで
見事だったものの、
彼がそれらの手紙でどう改心したのかが
ラストで上手く表現できていなかったのは
残念だった。
一方で、メンフィス・ベル機長の
民間人を犠牲にすまいとの
軍事工場ピンポイント爆撃への強い意志も
強調して描かれた。
しかし、我々はその後の
連合軍によるドレスデン等の
破壊的都市爆撃を知っている。
そして、日本中の都市無差別爆撃や、それが
ヒロシマ・ナガサキに繋がっていくことも。
むしろ、
そんな歴史を踏まえた懺悔と言うか、
戦争という悲惨さな状況の中で、
せめてこう在りたかったとの
製作者側の想いの表れの描写と信じたい。
一爆撃機の一つの出撃、帰還の物語。 当時こういう機内シーンは、世界...
不毛の争い
メンフィス・ベル(B-17F)は第二次大戦のヨーロッパ戦線で活躍した実在の戦略爆撃機。
航続距離の関係で戦闘機の護衛も無く対空砲火の厳しい昼間爆撃では撃墜される機も多かった。
当時25回(後に30回)の出撃で帰還すれば本国に戻れる特例が設けられた、第八空軍の6割が達成できずに撃墜されているそうだ。
戦時国債の販促や士気高揚を狙って軍の広報部は1944年にメンフィスビル出撃のドキュメンタリー映画(The Memphis Belle: A Story of a Flying Fortress)を作っている、なんと監督は「ベンハー(1959)」や「ローマの休日(1953)」でも有名なウィリアム・ワイラー(当時少佐)さんでした。
本作は大分脚色されてはいますがワイラーの娘のキャサリン・ワイラーさんがお父さんを忍んで製作したリメイク作品です。
また、グレゴリー・ペックがクールな司令官を演じた「頭上の敵機(1950)」も同じB-17爆撃隊の戦争映画でした。ヨーロッパでの戦いは米軍兵士にしてみれば助っ人意識、弱い使命感、死への恐怖心から梵ミスもあり多くの若い兵士が命を落としたのですが、その辺の問題をシリアスに扱ったのは「頭上の敵機」の方でしょう、本作は搭乗員の描写も浅いように思えます。
出撃前夜のパーティは実際には行われていませんし、民間人を殺さない為に目標視認まで旋回するなど美談のように描かれていますが脚色でしょう。リスクの高い昼間爆撃は無差別爆撃を避けるための米軍の戦法で英軍はもっぱら夜間爆撃だったとされていますが戦局がエスカレートするにつれドイツでは 131 の市町村が爆撃され、英米両軍による無差別爆撃により、約 60 万人のドイツ市民が死亡したと言われています。民間人が犠牲にならない戦争など古今東西あり得ないことだけは確か、今またウクライナ戦争の真っただ中、人類はいつまで不毛の争いを続けるのか胸が痛みます。
日本に原爆落とした癖に
反戦を感じられない戦争映画
数多くある戦争映画の中でも、民間人相手の空爆なんて内容は少ないであろう。一応ターゲットは軍事工場なのだが、その周囲には病院や学校がある。『フォッグ・オブ・ウォー』でも明らかなように、いかに都市を破壊して降伏させるのかが主要な作戦なのだ。いかにも戦争が綺麗ごとであるかのように描かれているところに胡散臭さを感じてしまう。
「ダニーボーイ」がずっとテーマであるかのような音楽。戦隊を組んだりするところなんかは特撮であっても迫力がある。しかし、やられる側、「どうせナチスだ!」などと割り切って考えたとしても、爆弾により何人の罪のない人が死んでいってることやら・・・
単なる戦勝国側の満足映画でしかない。と同時に、日本でこういう映画を公開させるという意図を考えると、戦争に対する嫌悪感を無くそうという政治的な意志が働いているように感じられる。
一式陸攻。知ってますか?
空戦もの戦争映画の屈指の名作
B-17の爆撃隊を扱っている映画と言えば、言わずと知れた超名作にして有名な「頭上の敵機」
本作とおなじアメリカ陸軍第8空軍のお話
英国の基地から飛び立ち、激しい迎撃をものともせずドイツ本土への長距離渡洋爆撃に出撃を繰り返す物語だ
爆撃機隊が帰還して、何機戻ってきたのか基地の皆が総出で空を見上げて機数を1機づつ数えるシーンは全く同じだ
白黒かカラーかの違い位しか無いぐらい同じだ
しかし内容はかなり違う
サッカーでいえば「頭上の敵機」は監督の物語に対し、本作はピッチで走り回り、激しく戦う選手の側の物語になっているのだ
だから飛行シーン、戦闘シーンが格段に多く戦争映画好きなら大満足は間違いない
まず軍事ものとして嘘がない、考証がしっかりしており軍事マニアの目からも興ざめになる所はほとんどなかった
気になったのは護衛戦闘機がP-51ムスタングである点ぐらい
これは時期的に合わない、その新鋭機の配備はもう1年後のことになるはず
ムスタングなら航続距離が長く劇中の様に途中で燃料不足で引き返したりはしない
とはいえブレーメン上空の航空戦はその再現度合いで感激するほどだった
ドイツ側のBf-109の実機が飛び交うシーンは素晴らしいシーンだ
そしてまた青春物語として、サッカーや野球のチームのような10名の愛機メンフィスベルの乗組員達を描いている所が本作の特徴だ
だが、もったいないことにドラマパートが弱いのだ
この時期の損耗率は10%を越えていたそうだ
つまり10回出撃したら確実に撃墜されるという事だ
25回出撃記録とはそれくらいの幸運が必要であるという重みがある訳だ
前半は電話のシーンはじめそれを表現しようとしているのだが、その悲壮感がもうひとつ伝わって来ないのだ
また、これ程の若者達が戦ったのだと青春群像の形を前半にもって来ているのだが、10人のキャラの立ち方が不足しているのは否めない
なので生還したカタルシスもチームで勝利したのだという人間関係でのカタルシスとの相乗効果が今一つ不十分になってしまった
そこが残念なところだ
1962年のスティーブ・マックイーン主演の「戦う翼」は本作と同様の第二次世界大戦での米軍爆撃機隊の映画だが、本作に不足している部分がしっかりと描かれいるのでこちらも併せてご覧になることをお勧めする
とはいえ大変に楽しめる戦争映画であるのは間違いない
空を扱った戦争映画屈指の傑作だ
本作は実話でありその記録映画をあの巨匠ウィリアム・ワイラー監督が従軍して撮っている
ドキュメンタリー映画「メンフィス・ベル:空飛ぶ要塞の物語(Menphis Belle: A Story of a Flying Fortress)」
本作はこれを新たに劇映画としたもの
製作にウィリアム・ワイラー監督の娘キャサリン・ワイラーの名前が有るのが感慨深い
これを踏まえた上で、このあとの登場人物達の後日談も考えてみると面白い
乗組員達はこのあと米国本土に返り、クリント・イーストウッド監督の「父親達の星条旗」の様な戦時国債購入キャンペーンに駆り出されたかと思うと、これもまた色々な思いに浸れる
さらに戦後、故郷に復員したときの姿までも想像できる映画がある
しかも本物のメンフィスベルの記録映画を撮ったウィリアム・ワイラー監督の作品だ
それが「 我等の生涯の最良の年」だ
アカデミー賞9部門受賞作の名作
その作品で描かれる第二の人生がそれぞれに訪れると思うとさらなる感慨にひたれることだろう
冒頭と終盤に爆撃機が写るシーンもある
こちらもお勧めだ
このメンフィスベル号だが、完全にリストアされて、2018年5月17日からオハイオ州デイトンにあるライトパターソン空軍基地のアメリカ空軍博物館で恒久展示されているそうだ
正に伝説の機体だ
B-17爆撃機での出陣
戦争における青春群像
総合85点 ( ストーリー:80点|キャスト:75点|演出:85点|ビジュアル:85点|音楽:70点 )
戦争映画だが若者たちの姿を描いた爽やかな青春劇でもある。最後の任務を果そうとドイツに飛び、傷つきながら帰還を果そうと奮闘するメンフィス・ベルとその乗員たちの生き様と行方に引き付けられた。
乗員は同じ部隊に所属する兵士ではあるが必ずしも友人同士というわけでもない。任期が終われば本国の故郷にばらばらに帰り、もう二度と会うこともないかもしれない。
しかし任務を果すために集い力を合わせて生き抜こうとする場面が観られる。大空にドイツ軍戦闘機が飛び交う。迎撃を受けて次々に落伍していく味方の姿に、その死を悼むと同時に次は我が身かと死を感じざる得ない。続いて高射砲の攻撃を受けて損害が拡大していく。空での敵味方の飛び交う飛行機の映像とB17内部での乗員の描写が現実的で質が高くて緊迫感があった。
CGの無い時代に第二次大戦時代の飛行機が飛ぶ姿が見られるだけでも素晴らしい。たまに特撮がそれとわかってしまう部分もあるが、全体として映像は良く出来ている。
清々しい戦争映画・・
「メンフィス・ベル」を観て・・
アメリカ合衆国の戦時中のドキュメンタリー映画を1990年にリメイクしたもの。英国のアメリカ軍の基地からB-17「メンフィス・ベル」号が25回目の任務を無事に果たしたという実話。その任務とは、ドイツ本土の軍需工場に白昼に空爆するという危険な飛行。しかし当時、戦地で25回の任務を終えるとアメリカ本国に国民的英雄として帰国できた。
クルーの10名の若者らが不安と恐怖の中、高射砲と敵機メッサーシュミットの攻撃をかわしなからドイツ本土の軍需工場に爆弾を落とす。その戦闘シーンはかなり迫力がある。味方のB-17を失い、機内の仲間が瀕死の重傷を受けるが難しい任務を果たす。そして無事に基地に戻ったところで、物語は終わる。
映画に流れる「ダニー・ボーイ」の曲がアメリカの若者らしくていい。
B-17「メンフィス・ベル」号は、戦後に財団が出来て静態保存されているらしい・・
高射砲が恐ろしい
ドイツ空軍の戦闘機が襲ってくる時よりも、高射砲の弾丸が爆撃機の周囲で破裂するときのほうが怖かったな。運任せ以外の何物でもない状況下で、冷静に爆撃目標を定める機長の肝っ玉。本当にそんなことが出来ただろうか。
生きて還ったとは言え、もう二度とやりたくない作戦だっただろう。この乗員たちにとってはラスト・ミッションだったというのが救い。
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