メジャーリーグのレビュー・感想・評価
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オチが分かっていながら、面白い野球映画。
亡くなった球団オーナーの未亡人は、クリーブランド・インディアンズをフロリダに移転させるために、選手に様々な嫌がらせを行う。
集められた選手は、かつては名選手だったが今は故障持ちの選手ばかり。おまけにほとんど無名の選手までもが、かきあつめられた。
未亡人が徹底的に嫌味なことと、それに対して監督が「優勝することで見返してやろう!」と鼓舞するのが良い。おまけに、1勝すると未亡人の等身大のピンナップから少しずつカードをはがして、最後には、ほぼヌードになるのは笑える。
しかし、未亡人もさるもの、ある選手の奥さんと他の選手(チャーリー・シーン)が寝るようにしむけ、チームワークをぶち壊そうと仕掛ける。それは、なんとかなった。
また、おまじないをかかさない黒人がにわとりをロッカールームで捧げものとして、殺そうとする。しかし、そんなことをしたらチームメートの士気が下がるので、トム・べレンジャーが他の方法を考えた。
その方法は、ケンタッキー・フライド・チキンを山ほど持って行き「これをおまじないに使え」ということ。これは笑った。
ニューヨーク・ヤンキースとの最終決戦は、最後にべレンジャーが予告ホームランをして、ホームランを狙うと見せかけて、バントをする。そして、2塁ランナーの黒人が、一気に3塁を回って、ホームインで3対2でサヨナラ勝ちで劇的な幕切れ。めでたしめでたし(笑)。
これなら『東京メ◯ツ』の方が強い岩◯鉄五郎がいる。
あの『噛みタバコ』の汚さは『大リーグの花』なんだろうね。この汚さ、最高!
このチームを2021年まで実在させたアメリカの負の歴史なのだと思う。
映画の終わり方も何一つ捻りは無い。これなら、あだち充先生や水島新司先生の野球漫画の方が良い。しかし、それはアメリカ人が一番分かっている。と言うか、やっと気づいたのだろうと思う。誇り高き血をひく民族がディスられてばかりはいない。だから、2作でシリーズは終わり、球団名も変えたようだ。遅すぎるが、クリーブランドが、どこにあるかも知らない日本人が、チームの勝ち負けで一喜一憂して、日本人が引き続きハリウッド映画に出たと喜ぶ。つまり、アメリカは2作で飽きられたのに、日本人は脱亜入米してしまう。
そもそも、野球であってクリケットではない。インディアンズってクリケットの球団名だと思うが。そして、野球よりもクリケットの方が国際的なスポーツと知っておくべきだ。
ここまで、恥さらしな映画も稀なので、評価したい。Part2も見る事にする。
PS ブゥードゥー教はハイチ。勿論、起源は西アフリカだから、キューバにもそう言う民間信仰はあったろうが、キューバは社会主義国。鶏を生贄にすると言う発想はケンタッキーに恨みのあるヤンキーだからか?何しろ、南北戦争だからね。
明らかな北軍側のオハイオ州に差別的な名前の球団が21世紀のはじめまであった。その目の敵がケンタッキー。正にインディアンの元祖州だ。アメリカの負の歴史さ♥
見た
高校の頃、レンタルビデオの会員人になって、でも映画は苦手やったから、
好きな野球の映画ならと思って最初に借りた作品。
内容覚えてないけどおもろくて、一番好きな映画は?って聞かれたら、
とりあえずこれを答えることにしてた期間が長いわ。
やっぱりいい映画だな~
久しぶりに鑑賞。
Wild Thingの大合唱とともにマウンドに上がり、ライバルをストレートの3球勝負を挑むチャーリー・シーン。何度観ても興奮する。
しかし久しぶりに観ると、ベテラン選手が頑張る姿が何ともいい。ヤンキースとの最終戦で、9回途中まで奮闘するハリス。決勝点となる内野安打を打ち、痛めている膝で懸命に走るテイラー。そして優勝で盛り上がる中でリッキーに一発お見舞いして抱き合うドーン。途中とエンディングで流れるMost of All Youもいい。
スピードやパワーなど、素材を活かす若手、意地と経験で勝負するベテラン。個性的な多くの選手それぞれ魅せてくれる。
昔は気にならなかったテイラーのストーカーぶりに、ちょっと引いてしまったのは内緒w
やっぱりサイコー
やっぱり名作。
これぞエンタメ!
さすがアメリカ!
元気が出るなあ。
ワイルドシング。
チャーリーシーン。なんか幼い。
トムベレンジャー。間の取り方や表情が印象的。
ヒロインのレネルッソ。
どっかで見た顔だなあと思ったらマイインターンのフィオナ役。マッサージする人。
その他いろいろ。
スタジアムの歓声
登板のワイルドシング
大はしゃぎのラストシーン
スポーツドラマは、こうじゃなきゃ。
面倒なストーリーはいらない。
マイナーな奴らが頑張って奇跡を起こす。
キスシーンでハッピーエンド。
単純にこれでいい。
アメリカはこれがいい!
「この選手、誰だ?」「う~ん、今年も最下位だな」
映画「メジャーリーグ」(デビッド・S・ウォード監督)から。
野球好きにとっては、所詮、映画とわかっていたのに、
途中から「インディアンズ・ファン」になった気分。
プロらしいスピード感、迫力もあり、大満足であった。
メジャーリーグでこんな珍プレーはないだろう、というのも
お愛嬌の部類で、笑って見過ごせた。
選んだのは、作品の冒頭、チームの本拠地で交わされる
地元ファンの会話。(今は、地元でなくても同じだが・・)
「野球シーズンですね、今年のインディアンズは?」
「この選手、誰だ?」「う~ん、今年も最下位だな」・・
春のキャンプを終え、一軍登録選手の新聞などを眺めながら、
新しいシーズンの成績を予想する時の面白さは、
野球好きならではの、楽しみ方であろう。
当たっても当たらなくてもいい。それだけで楽しいのだから。
また、スポーツ映画にありがちな、序盤苦戦しながら、
最後は、大逆転(さよならホームラン等)で勝つのではなく、
野球好きが喜びそうな、結末がさらに好印象として残った。
おまけのフレーズとして、開幕戦のスポーツニュース、
「インディアンズ 平年並みの負け 9-0で破れました」
これには笑えた、どこかのチームみたいで・・(汗)
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