「オチが分かっていながら、面白い野球映画。」メジャーリーグ カル―ステ・ガルベンキヤンさんの映画レビュー(感想・評価)
オチが分かっていながら、面白い野球映画。
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亡くなった球団オーナーの未亡人は、クリーブランド・インディアンズをフロリダに移転させるために、選手に様々な嫌がらせを行う。
集められた選手は、かつては名選手だったが今は故障持ちの選手ばかり。おまけにほとんど無名の選手までもが、かきあつめられた。
未亡人が徹底的に嫌味なことと、それに対して監督が「優勝することで見返してやろう!」と鼓舞するのが良い。おまけに、1勝すると未亡人の等身大のピンナップから少しずつカードをはがして、最後には、ほぼヌードになるのは笑える。
しかし、未亡人もさるもの、ある選手の奥さんと他の選手(チャーリー・シーン)が寝るようにしむけ、チームワークをぶち壊そうと仕掛ける。それは、なんとかなった。
また、おまじないをかかさない黒人がにわとりをロッカールームで捧げものとして、殺そうとする。しかし、そんなことをしたらチームメートの士気が下がるので、トム・べレンジャーが他の方法を考えた。
その方法は、ケンタッキー・フライド・チキンを山ほど持って行き「これをおまじないに使え」ということ。これは笑った。
ニューヨーク・ヤンキースとの最終決戦は、最後にべレンジャーが予告ホームランをして、ホームランを狙うと見せかけて、バントをする。そして、2塁ランナーの黒人が、一気に3塁を回って、ホームインで3対2でサヨナラ勝ちで劇的な幕切れ。めでたしめでたし(笑)。
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