名探偵登場のレビュー・感想・評価
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名優たちのコメディ。
とにかく若かりし頃の名優たちが揃ってコメディをやっていて、それだけで得した気分。
やりすぎ感も諌めないけど、細かな事は抜きにて大雑把に笑える。
『マルタの鷹』『影なき男』『シナの鸚鵡』
そしてアガサ・クリスティのミス・マープルとポワロをを知っていると絶対面白い!
逆に、知らないと何がコメディなのかがわからない。
しかし、カポーティが出演してたのにはほんとびっくりしたわ!
すごい・・・こんなに笑えるとは
ピーター・フォークとピーター・セラーズが最高でした。世界中から集められたという設定、もイギリス訛り、フランス語訛り、中国語訛りなどで凝っていました。セラーズはちょっとノリすぎの中国人だとは思ったけど、このキャラは『ピンクパンサー』よりも笑えた。
しかし、本筋はどんでん返しの連続で、腑に落ちないところばかりなんだけど・・・どうでもよくさせてくれました。最初は名探偵と言われてたけど、ラスト近くには小説をおちょくってるとしか思えなかったし・・・ま、役者のおかげでいいコメディになってます。パロディ元がわからなくても充分面白い。
ブラックな笑い満載のパロディ映画
アガサ・クリスティーの創作したエルキュール・ポワロやミス・マープル
ダシール・ハメットのサム・スペードなど東西の名探偵5人のパロディ的
登場人物達が大富豪の屋敷に招かれ、そこで屋敷の主人による
殺人の予言と100万ドルを賭けた探偵達への挑戦が・・・
「この屋敷の中にいる誰かが、誰かを殺す。その犯人を当ててください」
金持ちの道楽って度を越してておかしいものだなぁ、と。
これはブラック・コメディ作品で
女「こんな所で迷子になって」←よくあるセリフ
男「他の所ならいいのか?」
とか、
ミス・マープルと、彼女に間違えられた車椅子の侍女(だったかな?)が
殺人予言の話が出た時
「殺人ですって♡」
と嬉しそうにキャッキャと浮かれていたり
日本人と中国人の区別がつかなくて一緒くたとか
屋敷の呼び鈴(ブザー)を押すと、女の悲鳴が響き渡る仕掛け
いちいち屋敷の中の仕掛けがホラー映画じみていたり
サム・スペード(風探偵)はハード・ボイルド作品の主人公なので
連れの女との会話がいちいち格好つけた決め台詞口調で笑えたり
(演じるピーター・フォークはいまいち垢ぬけてなくて
コロンボの方が似合っていると思った。
「マルタの鷹」のハンフリー・ボガートみたいなタイプが
合っていたような。・・・でもミス・マープル風探偵がそれっぽい
見た目品の良いおばあさんでなく、太っちょの庶民的なおばさん
だったのであえてこの人選だったか。大富豪役がトルーマン・カポーティ
だったと観た後知って、びっくり。そういえば見たような顔だった)
ブラックな笑いが多めなので、人を選ぶかもしれません
途中からコメディ色が押しつけがましくなってちょっと
飽きましたが、予告殺人の犯人と被害者が誰になるか
わからないけれど、殺人は起きそうだ、というあたりから
どういう展開になるのか興味深く観ました
ラストは
力技というか・・・それはないだろう的な^^;
ツッコミ処満載な終わり方だったし「観客の意表を突く」事に
拘り過ぎるあまり説得力皆無だったので
納得いきませんでしたが・・・コメディだし、こんなラストも
ありなのかなぁ・・・と思います
トリックは、ミステリファンならお馴染みの、よくある仕掛けが
多かったりします
これはパロディだからというだけでなく
ラストで何故そうだったのかわかるようになっています
ミステリファンなら観て損はないと思います
一回観て、オチがわかったら、二度観ようとは思わない映画ですけれど
降参! 映画初心者の私にはわかりませんでした。名探偵もポアロとミス...
降参!
映画初心者の私にはわかりませんでした。名探偵もポアロとミスマープルしか分かりません。ピーターフォークは完全にコロンボを自身でパロってると(笑)
内容も納得できん。部屋が変わるトリックは何だ?〇〇は結局死んでるのか?ネットで見てもそれはどうも謎らしい。多々想像できるのがよろしいようで。
い・や・だー!私はそんなのは。見終わってモヤモヤし、何回でも見直せ的なのは。自分のアホを再認識させられるようで。分かってる、もうそれは(笑)映画通への道は遠し。
やっぱり見終わったらスカッとしたいんだ!
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