「王宮のラストシーンで鳥肌」ムーラン(1998) movietravelarさんの映画レビュー(感想・評価)
王宮のラストシーンで鳥肌
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ディズニーがアジアを舞台に映画を作ったとのことで鑑賞。
ああ、欧米人が中国を舞台に作るとこうなるよねっていう違和感があちこちに感じられるものの、歴史的大作の迫力を出したいという思いは伝わった。雪山での軍勢のシーンなんかはすごいよね。
ムーランはいい。勇気ある家族思いの女の子。
困難にめげず最後は国を救っちゃう。
最後の王宮のシーンでみんなからお辞儀をされるシーンは鳥肌が立ってしまった。アイデンティティーに悩んでいた女の子が苦難の末に偉業を成し遂げた瞬間。こういうラストの映画は見たあと気持ちがいい。
リフレクションもよかったよ。
不満としてはアジアに敬意を払っているならもっと人物を美しくカッコよく描いてほしい。欧米人を書き慣れているスタッフはきっと試行錯誤したんだろうが、ビジュアル的に下に見られている気がしてならない。一重瞼でも鼻が低くでももっと魅力的に描く方法はあったのではないか。
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