「特に美術費がすごいSF」未来世紀ブラジル SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
特に美術費がすごいSF
特に近未来的な建造物やセットでのロケが、見事な画を作っていると思った。
セットを作るのに当時の製作費2000万ドルの大半が投入されているそうで、思い切った価値はあったかも。そして、母親などの装いはロートレックの絵画の女達のようで、こだわりが感じられた。
ストーリーは現代の視点から描く小説「1984」。今日のような超情報管理社会が舞台。でもなぜかローテク気味の配管パイプの役割とロバート・デ・ニーロが出演を熱望したという配管工のヒーローが面白かった。
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