「スピルバーグの子供心炸裂!」未知との遭遇 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)
スピルバーグの子供心炸裂!
言わずと知れたスティーブン・スピルバーグの初期大ヒット作品。
公開当時はこの映画と「E.T.」の影響で
「スピルバーグはアメリカ政府と組んで
人類が異星人を受け入れる様に工作している」と、言う
都市伝説が生まれたほどの象徴的な映画でもあります。
異星人の宇宙船など小さい画面より
やはり映画館の大画面で観た方が楽しめる作品ですね。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
初期のスピルバーグの映画には彼自身が育った家庭環境が反映されている
と言うのは有名な話だけど、
この映画の主人公の子供たちの精神の破綻が今の感覚で観ると酷い!
子供の一人が手に持った人形を柵に何度も何度も叩きつけて
足がもげる、手がもげる、最後は首がもげる〜〜。
もう、完全に精神的な何かが破綻してる子供にしか観えない。
それもそのはず、主人公の父親自体がもう完全に
常軌を逸していて普通の人では無かった!
何かに取り憑かれた狂気の人になり家族の事なんぞ全く顧みない。
その時点で、私の心は離脱してしまった。
この映画はそこを云々する作品ではないことは重々解った上で
それでも尚、この「人」としての破綻ぶりがもう受け入れられない。
で、一言で言えば当時のスピルバーグは本当にガキだった!!
でも、ガキだからできた映画なんだよな〜〜
@もう一度観るなら?
「歴史的映画なので一回は観ておいても良いと思います。」
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