「アメリカンアイデンティティ」ミスタア・ロバーツ　マサシさんの映画レビュー（感想・評価）

我が亡父が好きな映画だった。かなぁ？
理由はジェームス・ギャグニーが好きだったから。
また、亡父は良く言っていた。
『こんな奴らと戦ったって勝てねぇよな』

アメリカがヨーロッパとの戦いに勝利した
1945年5月8日トルーマン大統領は
「今日は戦争に勝ちましたが、戦いはまだ続きます。我々の本当の敵は何なのか？野望、冷酷、傲慢、そして愚かしさ。それが敵なのです。敵を撃滅すること。はびこる悪を葬り去ること。それが急務なのです」と話す。そして
『星条旗よ永遠なれ』が流れる。
アメリカ人の正義感なんだと思う。

しかし、
こう言ったプライドをことごとくぶっ潰したのが
1975年4月30日のサイゴン陥落である。
まぁ、ロバーツさんも多少なめていたのだと思う。
ただし、今でもアメリカの正義感はここにある事を忘れてはいけない。共和党、民主党の区別なく。勿論、現在は黒人の多くもそうなっている。それがアメリカのアイデンティティなのだ。