ミザリーのレビュー・感想・評価
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キャシー・ベイツは彼女の自宅でジェームズ・カーンの新作の原稿を読んだが、 気に入らず激高。 ジェームズ・カーンはその時キャシー・ベイツの持つ狂気を知ることとなった。
1990年製作/108分/アメリカ
原題:Misery
配給:日本ヘラルド映画
ジェームズ・カーン
キャシー・ベイツ
リチャード・ファーンズワース
ローレン・バコール
フランシス・スターンハーゲン
グラハム・ジャービス
ジェリー・ポッター
トーマス・ブルーネル
ジューン・クリストファー
ジュリー・ペイン
スティーヴン・キング原作
ジェームズ・カーンは流行作家。
雪道で自家用車を運転中に事故に遭い、
キャシー・ベイツに救い出された。
全身にけがを負い瀕死だったが、キャシー・ベイツの看病で徐々に回復する。
キャシー・ベイツは元々ジェームズ・カーンの大ファンだった。
キャシー・ベイツは彼女の自宅でジェームズ・カーンの新作の原稿を読んだが、
気に入らず激高。
ジェームズ・カーンはその時キャシー・ベイツの持つ狂気を知ることとなった。
どうやったらここから逃げられるのか?
この作品でキャシー・ベイツは、第63回アカデミー賞で主演女優賞を獲った。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
怖い、怖い、キャシー・ベイツが怖すぎる。アカデミー受賞も納得です。...
狂ったファンの恐怖
「ポール担メンヘラ女」
サイコホラー映画
これが私の好みかもしれない
BSPで鑑賞 今の言葉で言うとポール担メンヘラ女だ。
おー、おーマジかマジか
と思わせる展開!怖い怖い
やはり1番怖い、恐ろしいのは人間だ。
アニー役のキャシーベイツの狂気に満ちた、いや優しい時はあれ?良い人そう「むしろかわいい?」と思わせる能力も凄いが
ポール役ジェームズカーンの 目だけでこれはヤバいとか 殺されるかもとわかる演技は良いしさすが売れっ子小説家
狂気みちた要求にも冷静に代替案を出して様子を探る場面も秀逸
見どころは
唯一の安心場面、老保安官夫婦のやりとり
FBIの調査能力の無能さ
アニーの優しい時には可愛く見える能力
1番のファンは裏切るととんでもなく怖い
ラストまで目が離せない 1時間48分と短い為かなりオススメ。
アニーよ銃を取って明日に向かえ
サイコ役
もはや古典
キングの奥深さを知る。
Misery the pig : herself
時々キャシー・ベイツの顔がとても愛らしくなる。ナンバーワン・ファンと言いつつも、彼女は作家本人のファンではなく、もはや「ミザリー」シリーズの小説のファンになっている。「ミザリーをなぜ殺してしまったの?!」と、怒るアニー。ポールの大事な原稿を焼くことによってミザリー愛を昇華させる・・・
看護師という職業は身についていたもの。助けて看護することは性格によるものではなく、職業意識としてだと思う。ポールが大丈夫だと悟った瞬間から、独占欲、彼を独占するのではなく、ミザリーの新刊を独占したいだけ。
残虐な行為という現れもポール自身を愛しているのではない。書籍の主人公を自分に投影しただけのものだろう。だから、ミザリーを殺すことにブチ切れる。ポールを拷問にかけてでもハッピーエンドを書かせたいのだ。
脱出サスペンスとしても秀逸で、ヘアピンによる開錠、薬をワインに混ぜる、包丁を忍ばせるといった行為、どれもが失敗に終わり、「ミザリー」新作を書き上げるという復讐を思いつくのだった。もう、怖さは半端ない。彼女のアルバムを見て、殺人鬼であることがわかった瞬間、身動きが取れなくなる恐怖。山小屋に一人で暮らしくない!とまで思わせてくれた。そして、「高等教育」という本のタイトルがなんとも言えない・・・
狂気に満ちた愛と憎悪
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