「豹変・・・」ミザリー ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
豹変・・・
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これまた、懐かしい一本です。
人間の怖さをマジマジと見せ付けられた映画として記憶してたんですが、今回見直してちょっと変わりました。
【ネタバレかも】
記憶なんて、あてになりませんね。
熱狂的なファンの女性が、新作の結末を気に入らず、偶然交通事故を起こしてケガをした作者に対し、治療を名目に監禁して書き直させる。ところが、このファンの熱狂ぶりが尋常じゃなくて、単なる監禁に収まらなくなっていく。
元々、感情の起伏が激しいとか、過去に犯罪歴が有るとかなんてのは、すっかり忘れてました。しっかり、前振りがしてあったんですね。新作を読んでから豹変すると思ってたので、突然感情的に怒り出した時には、心底驚いちゃいました。
心霊的なものは一切無く、ヒトが一番怖いってのを見せつけられます。
結局、作者が犯人の女性を殺め、助かることができたんだけど、1年半が過ぎても作者は犯人の幻影に怯えている。トラウマかな、一生怯え続けなければならない、終わることのない恐怖に心から震える一本でした。
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