「ミザリーを殺したな!から始まる恐怖」ミザリー すみれ7878さんの映画レビュー(感想・評価)
ミザリーを殺したな!から始まる恐怖
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作家が雪山で事故して謎の大女に救われるところから物語は始まる。作家は足を骨折する大けがを負っており連れていかれた家で看護され軟禁生活を送ることになる。その作家は女の愛読する物語「ミザリー」の作者だった。世に出ていない新作を読めるとわかり、狂喜する女。しかし、作家は「ミザリー」シリーズを終えるつもりで原稿を書いており、ミザリーが死ぬことになっていた。そのことを知った女は「ミザリーを殺したなっ!」と狂気に走り、その後の話を作家に無理やりに書かせる。そして作家をいつまでも閉じ込めておくために作家の足を再び折るのだった。
この主人公の女の気分の浮き沈みがとても怖い。何をしでかすかわからない怖さがあふれている。閉じ込めておきたいからと言って人の足を折りますか。普通の人なら折らんでしょう。足を折られるシーンなどめちゃくちゃ痛そうで叫びそうになりますよ。このような王道ホラーだが最終的には作家は助かる。最後のレストランで幻視するシーンは余分だと思うので減点。
なお、この映画の主人公の女はアニーという名前でミザリーではない。ついついミザリーだと思ってしまうので注意。
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