マンボ・キングス わが心のマリアのレビュー・感想・評価
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「中国人でも火星人でもアメリカでは成功できる」って誰の言葉なんだろう?
バンデラスにはミュージシャン役がよく似合う。アサンテのドラムワークも大したもんだ。
二人の兄弟の性格が全く違うところが上手く描かれてる。どちらかと言うと、ラテン系に限らずミュージシャンに多いタイプは兄の方なんだろうけど、慎重で内気な弟は日本人好みのミュージシャンだなぁ。
「わが心のマリア」を演奏するときのドローレス(モリアーティ)のうつろな表情もいい。そして弟とマリアの秘密を告白してからの弟バンデラス・・・いい表情だなぁ。結局は結ばれぬ恋を題材にしたほうが名曲が生まれるってことだ。
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マンボを復活させた映画
1992年公開の映画。この映画を切っ掛けにマンボの人気が再来。サルサのブームも起こった。原作は、ピューリッツァー賞の小説『マンボ・キングス、愛の歌を歌う』。アントニオ・バンデラスのハリウッド・デビュー作品。
夢を描いてニューヨークに出てきたマンボミュージシャンの兄弟だが、ショービジネスの世界で翻弄させられる。
マンボ時代のニューヨークの殿堂パラディアムが舞台となっており、本物のマンボの帝王ティト・プエンテやセリア・クルースなどが登場するシーンがマニアにはとても貴重である。サントラ盤もとても良い。
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