真夜中のカーボーイのレビュー・感想・評価
全14件を表示
どこがいいのか全くわからない
主人公の空想とかいろんな イマジネーションの織り込みいいのか?パーティーのシーンの編集がされてるというのか? これはいわゆる 同病 相憐れむというやつで。途中で退屈で見ていられなくなった
小さい話がどんどん小さくなる。これが映画だ。
20年振りの再見。
こんなに良かったか。
小さい話がどんどん小さくなる。
だからラストには二人の細やかな演技から目が離せなくなる。
これが映画だ。
だが、中盤の都市の享楽猥雑の露悪描写の浅さゆえに、それを避けたかのルメット、スコセシにこの監督が並べなかった要因か。
2012年7月第三回午前十時の映画祭にて
ジョン・ボイト=『ミッション・インポッシブル』以降のわる〜い顔したおじ(い)ちゃん、というイメージしかなかったので、本作での色男ぶりにビックリ。ホフマンとの体格差が
凄くて、こんな大柄なんだ。
ただしお話自体は上手く消化できず、あまり引っかかりもなく、引き込まれずじまい。しょんぼり。
おもろうて やがて哀しき
スケアクロウとこの映画が「傷だらけの天使」のモデルになったとか……
確かにアンチヒーロー的でアル・パチーノ=ダスティン・ホフマン=水谷豊ですね。
エンディングは、その当時、熱くうねっていたカウンターカルチャーがやがて消え入る事を暗示してるみたいでやるせなかった。
そして、体制は、再構築されて保守化して、表面上は、何事も無かったかのように平穏さを取り戻していくんだね(-.-)y-~
華の都ニューヨーク
60年代のアメリカ的な映画
田舎の若者がニューヨークに出て身体を売って、買って貰って稼ぐという事が、当時は夢だったのか、と。
幻想的なシーンはもうひとつ意味がわからない。彼女がレイプされたのか?祖父の虐待にあっていたのか?それとも、ファッション的な意味での挿入?
アメリカン
ニルソンの「噂の男」が流れ、心地よいオープニング。夢や妄想が随所に織り込められていて、なかなか面白い。当時の風俗にかなり突っ込んである内容で、ゲイや男娼、ドラッグとサイケデリック、アメリカ貧困層の姿等を見事に描いている。笑えるシーンも満載であり、ヴォイドが絶えずトランジスタラジオを持って歩く様も笑わずにはいられない。
出会った頃はいがみ合っていた二人が徐々に友情を感じる過程が微笑ましかった。その日暮らしのラッツォと女から金をもらって儲けることしか考えられないジョーのチグハグなコンビも風変わりで面白い。
序盤のシーンでTVに色んな番組が映っていたが、「ウルトラマン」もあったような
「真夜中のカウボーイ」の意味するのところ
自慢の肉体で都会の女をメロメロにして稼ごうというニューヨークにやって来た田舎青年。そうに夜中に女に股がるカウボーイ。ジョン・ウェイんが激怒するのも当たり前。でも時代は変わっているんですぞ、大御所。そして、生き馬の目を抜く大都会はそんなに甘くない。純情な田舎出の若者を手玉に取るシルビア・マイルずが上手い。ついには交渉便所でゲイ相手にフェラチオさせて稼ぐ毎日。そこで出会ったドブネズミみたいなダスティン・ホフマン。
深夜しみじみとしみじみした
いまさらながらこの名作
いわゆるアメリカン・ニューシネマでは一番好き
しかしこの映画について良さを語るとき、うまく説明できないな。
でも映画好きを標榜したいなら観賞必須科目映画でしょう(笑)
いろいろ言うことはできる都会にあこがれてニューヨークにやってくるジョン・ボイトを通してそれがことごとく裏切られるせつなさとか
ダスティン・ホフマン
不自由な脚で小汚ない部屋に住み、仕事もちゃんとした定職ではなく、スキマ仕事みたいなことして日銭を稼ぐ生活の惨めさとか。
二人の出会いから、一度夢を見るが、それもあっけなく崩れ去る。音楽が主題歌は陽気な歌だし、最後にかかるテーマ曲も暗いというよりやるせないかんじだ。それが余計やるせない。
でもそゆことじゃないんだな、なんだろう…
なーんかマンガの実写化映画とかもう見る前からくだらねーな(わからないけどさ)、どうせ仕掛人必殺稼がせ仕掛人が特に東宝とかにいるみたいだけど、に踊らされて高い金出してアニメ映画とかみるなら、
こういうのみるのを勧める。
だいたいもったいない、映画館一回分で豚カツ定食上は食えるぜ、吉野家なら三回は食えるぜ、まあ観てみないとわからんわけだけど。
大抵のTSUTAYAには置いてあると思います。派手な場面はあまりないので、吹き替えつきがあればそれをおすすめします。
なお、最後までみて軽くうつになっても私は知りません(笑)
孤独と挫折感の中にある一筋の光
見くびるな!誰もが懸命に生きてるんだ。ダスティン・ホフマンの気迫がそう訴えかけます。二人の出会いは宝物、これからのジョーの支えになると信じたいです。主題歌Everybody's Talkin'がいつまでも耳に残りました。
ダスティンホフマン&ジョンボイド若~。
ダスティンホフマン名演技です。若くして難しい演技を見事に演じてます。ジョンボイドも素晴らしいがダスティンの演技が光って映ってます。ストーリーもアメリカ人性格、風潮やらリアルに勉強出来ます(笑)
これほどの名作に評がないなんて。
以前にビデオで見て、後にDVDを買い直しました。
大傑作。
ダスティン・ホフマンの映画は大抵好きだけれど、これは特別に好きな作品と言ってもいいと思う。
ここに登場する二人の男は痛い。
アメリカンドリームに憧れながら、アメリカの夢を手に入れられなかった男たちの物語だ。
たまたまここに描かれた二人の男はクローズアップされたに過ぎないが、実際はあまたの人々がこんな感じなんだろうと思った。
アメリカという国には夢と悪魔が潜んでいる。
それをまざまざと観客に見せつけた。
また、ニルソンの「噂の男」という主題歌がいい。
この映画の雰囲気、当時の時代性を反映していると言える。
いや、今でもこのタイプの映画を撮るのだとしたらきっとこの音楽でいいのだと思う。
全てが素晴らしい。
全14件を表示