「若さと思い上がり」真夜中のカーボーイ おみつさんの映画レビュー(感想・評価)
若さと思い上がり
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夢を持った若者たちの上京物語。苦しい思いの後に大切なものを見つける。苦しい思いが人が人を愛する力をくれるのかもしれない。大切なものを守るために人間は見栄や思い上がりを捨てることができる。真っ当に生きようとすることができる。
自分の家へジョーを招きいくらでも泊めてあげたリコ。
汗まみれで汚いリコを自分のシャツで顔を拭ってあげたジョー。
自分の血を売ってリコにアスピリンを買ってくるジョー。
リコのために病院ではなくてフロリダ行きの切符を買ったジョー。
バスの中で失禁したリコを冗談で笑い包むジョーはかっこいい。
当時の流行・安っぽさ漂う浅はかな映画でも、心に響くのはそんな理由からかなと思った。
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