マニアック(1981)
劇場公開日:1982年7月31日
解説
ニューヨークの夜の街をうろつく殺人鬼を描く恐怖映画。製作はアンドリュー・ガローニとウィリアム・ラスティグ、製作指揮はジョー・スピネルとキャロライン・マンローの夫であるジャド・ハミルトン、監督はウィリアム・ラスティグ。ジョー・スピネルの原案に基づき、スビネルとC・A・ローゼンバーグが脚色。撮影はロバート・リンジイ、音楽はジェイ・チャタウェイ、特殊メイク・アップはトム・サヴィーニが担当している。出演はジョー・スピネル、キャロライン・マンロー、ゲイル・ローレンス、ケリー・パイパーなど。
1981年製作/87分/アメリカ
原題または英題:Maniac
配給:日本ヘラルド
劇場公開日:1982年7月31日
ストーリー
冬の浜辺で寄りそうカップル。男が焚木にする小技を集めに行ったすきに、怪人が女の喉を力ミソリで切り、もどって来た男の首に針金を巻きつけた。フランク(ジョー・スピネル)は悪夢から目覚めた。彼の部屋には、マネキンや人形が所狭しとおかれて異様な雰囲気を醸し出している。気分が落ち付くと彼は外出し、娼婦を拾うとホテルの一室へ。突然、彼は娼婦の首を絞めて殺し、力ミソリで頭から髪を剥ぎ取った。自分の部屋へもどると、持ち帰った娼婦のタイツとレオタードをマネキンに着せ、頭に剥ぎとった頭髪を釘で打ちつけ、「こんなことはしたくなかったのに」と言いながらすすり泣く。その後、彼はディスコから出て来て、車のなかでいちゃついていた男女をライフルで惨殺。ついで勤務あけの看護婦(ケリー・パイパー)をつけ、地下鉄の便所で串刺しにする。ファッション写真家アンナ(キャロライン・マンロー)と知りあい、彼女のモデルをしていたリタ(ゲイル・ローレンス)を短刀で刺殺。アンナを母親の墓の前で殺そうとするが、逃げられてしまう。「あなたは悪い子、お仕置きします」という母の声が聞こえ、墓穴から母親の手が伸び、彼の首をしめた。傷ついて部屋にもどったフランク。そして不思議なことがおきた。彼にやられ血だらけになった被害者たちが、彼に襲いかかり彼の首をねじきった。警官がやってきて彼の死体を発見、あまりのおぞましさに部屋を出た時、彼の目が動いた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ウィリアム・ラスティグ
- 脚本
- C・A・ローゼンバーグ
- ジョー・スピネル
- 原作
- ジョー・スピネル
- 製作総指揮
- ジョー・スピネル
- ジャド・ハミルトン
- 製作
- アンドリュー・ガローニ
- ウィリアム・ラスティグ
- 撮影
- ロバート・リンゼイ
- 音楽
- ジェイ・チャタウェイ
- 編集
- Lorenzo Marinelli
- 特殊メイク
- トム・サビーニ
- 字幕
- 野中重雄